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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「智」
「……サトリ」
障子に凭れかかってぶー垂れてるおれの横に、ちょこんとしゃがみ込んだのは『
微笑ましそうな嬉しそうな何とも言えねえ顔しながらおれのことを覗き込んでクスクスわらってやがる……。
おれの周りにはこんなヤツしかいねえのかよ……あ、いや、翔くんは問答無用でおれを自由にさせてくれてっけどさ。
「智も素直に甘えてみればいいじゃない、意外と潤もソレ待ちかもよ？」
「んなワケねーし」
「素直に甘えられる和也にヤキモチばっか妬いてないで素直になりなよ、智」
「……読むんじゃねーよ」
「ふふふっ……潤に智と同じ顔させる方法、教えてあげようか？」
「……へ？」
嬉しそうに楽しそうにおれに耳打ちしてきたサトリの方法は……
まぁ、なんつーか、多分、おれと同じような顔すんだろうなって方法だったけど……。
おれとサトリが悪巧みしてんのに気付いた潤も和もぬらちゃんもおれらをじーっと見てて……
いやいや、あの石になっちまいそうな目ぇ向けられてちゃあ、やれねーだろ……
なんて思ってたとこに、サトリの悪だくみに必要不可欠な存在が疲れた顔して現れたんだ。
「あれ、智くん」
「……翔くん、おかえり」
「うん、ただいま」
「……翔くん、ごはんは？」
「ん？まだ食べてないの？」
ほんわかあったけえ気持ちになるようなニコニコ顔しながら、首をこてんと傾けておれの顔を覗きこんでくる翔くんは。
自分のおなかを摩りながら、茶の間にいるみんなに目を向けて、晩御飯がハンバーグだって分かると、途端に目をキラキラさせて。
そんな翔くんにデレてる潤と和にニヤリとしてやってから。
翔くんに抱きついてやった。
「えっ！？あの、智くんっ！？」
「……はら、へったー」
「え、あ、うん、だよね？」
「めしー」
「いや、俺は作れないよ？」
急に抱きつかれて、びっくぅ！ってなった翔くんは、最初こそドギマギしてたものの、どことなく嬉しそうにおれの頭をモシャモシャに撫でてくれて。
サトリが考えた悪巧みをたまたま成功させることが出来たおれとしては大満足で、目を瞑ったんだ。
決して、俺に向けられてる殺意に満ちた潤と和の視線から逃げたワケじゃ……。
決して、ねえからな……。
っつーか、マジでこえぇ……。
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黒衣(プロフ) - あいさん» そして、そうなのです〜。この作品ばかりは、かなり下書きを溜めて読み直して修正して…を繰り返しておりまして(汗) なので、彼らの続きもそのうち日の目を見ると良いな、と思っております！ありがとうです！(*'ω'*)♪ (2018年4月9日 0時) (
レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - あいさん» きっと下唇とアゴがちょこんと出てるハズです(笑) ソレで抱きつかれたら撫でるしかない…。大した事ない兄弟喧嘩みたいなワチャワチャを繰り広げてて欲しいという願望が(笑) そして潤くんハンバーグは最高に美味しいと思うのです(*'ω'*) (2018年4月9日 0時) (レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - そして、ヒトマズコレマデなのですねー。この世界大好きで毎回楽しみにしてました〜。またいつか使い魔ちゃんやヒトではないモノたちが黒衣さんの頭に登場して想像を巡らせてほしいなぁ。いつかまた〜( ^_^)/~~~ (2018年4月6日 12時) (レス) id: cdabb1149e (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 智くん、素直になって〜！いじけてるのも可愛いけど(笑)大したことじゃないのに心理戦が繰り広げられてて面白いですね〜智くん、ハンバーグ食べられ…(笑)お潤のバーグ私も食べたいなぁ(こらっ) (2018年4月6日 12時) (レス) id: cdabb1149e (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - あいさん» 後ろからのっそりです、全体重をのっそりされます、何ならぺと〜っとくっつかれてます(こら) 末ズはなんだかんだ持ちつ持たれつな印象を最も抱いていて、そこが最大の攻撃力だと思ってます(笑) TVで見てても末ズの絡みカワイイですもんね♪ (2018年4月4日 1時) (レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
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