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とは言え俺は自信を持ってる。
雅紀の直感もそうだけど、菜々緒がAさんを気に入るって確信にも近い自信。
リストを渡した時、Aさんのページを凝視してた菜々緒が何故か気になって、あの後もう一度探りを入れたんだけど……まさかの話に俺がひっくり返りそうになった。
だから、きっと。
菜々緒は面接でAさんがどういった人物なのか探りを入れるハズだし、それで問題ない人柄なら……俺が採用すると言えば受け入れるだろうとも思っている。
ということは、面接時のAさんの緊張を多少でも軽くすることが、今後の俺……俺達にとって必要不可欠ってワケで。
「翔」
「……ん？」
昼飯時から少し外れた時間。
雅紀が前々から目を付けてたカフェでランチを取って。
この時間まで面接をしていた緊張から体に力を入れてしまってたであろう雅紀は、肩の力を抜いたほわほわ顔でキャラメルフラペチーノとかいう女子が好きそうな飲み物をチュルチュルすすりながら幸せそうにしている。
「この間の話だが……まだ内緒にしておいて欲しいのだが」
「え、言ってないの？」
「……言ってない」
「え、でも言わないとバレんじゃねえの？……まぁ、別にいいけど」
「頼む……ありがとう」
一瞬だけ菜々緒が女子に見えて。
そんな日が来ようとは……あれ、世界が滅んじゃうのかな？俺まだやり遂げたいこと山盛りだから止めて欲しいんだけど？などと思いつつ。
女子も真っ青になりそうな女子力を発揮してる隣の雅紀に視線を向ければ、この後も面接あるって忘れちゃってんじゃねえかって位に幸せそうな顔をしてズズッとストローを鳴らす。
そうして会議室に戻って。
数分もすれば受付のコが次の面接者を案内する声が扉越しに聞こえて。
「どうぞ」
返事をしながら横目で隣の雅紀をチラ見。
「失礼します」
「……え、え、えっ！？」
雅紀は椅子に座ったままガタガタッと後退り。
AさんはAさんで目を見開いて俺と雅紀に視線をキョロキョロと彷徨わせ。
……くくくっ。
雅紀……手元の資料を散らかすわ、筆記用具はデスクから落とすわ、それを拾おうとしてデスクに後頭部を打ち付けるわ……。
「いだっ」
「ぶっ」
「相葉……」
「ご、ごめんなさいっ」
「……ぶふっ」
「……おい」
「ごめんごめん」
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黒衣(プロフ) - 結城さん» 楽しんで頂けているようで嬉しいです！ちょいちょいすれ違うのがこのふたりの醍醐味と申しますか(笑) 早く気付いてくれると私も楽なんですけどね(笑) (2018年5月12日 18時) (
レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
結城(プロフ) - 2人のすれ違いの関係にニヤニヤしてます！早く惹かれ合ってることに気付かないかな〜(〃ω〃) (2018年5月11日 7時) (レス) id: 3f7c57052f (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - あいさん» レス遅くなりました…(汗) 智くんも背後霊ですからね…ふふふ。翔さんの想定外、フリーズしたりアワアワしたりムスッとしたりしてるのを想像するとそれだけで…えへへ(*'ω'*) ニノちゃんのこのキャラも好きなので、楽しんで頂けて嬉しい〜！ (2018年5月3日 17時) (レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 大野さんと主人公ちゃん、何かあったの？翔さんの想定外についていけてない姿を想像するだけでウフフフフッ(*´∇｀*)そして、ニノちゃん可愛いよ〜知ってるよ〜今悪魔してるけど(笑) (2018年4月23日 12時) (レス) id: cdabb1149e (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - めぐぽん(*´･∀･)さん» ワタワタしてる翔さん、想像するとめたくそ可愛いですよね…私ニマニマしながらカタカタしましたもん(笑) めぐぽんさんに続き楽しんでもらえるように頑張らねば！( ｰ`дｰ´)ｷﾘｯ (2018年4月17日 3時) (レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
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