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信用第一の仕事だ。
私のミスをフォローしてくれる存在というのは、正直有難い。
その相手が、どれだけにゃんこを被っていようが、どれだけ子犬みたいに見せていようが、私には関係ないかもしれない。
しかし…。
Ｎ「それにしても、さっきのオンナ…香水臭くて堪んなかったなぁ…お前も見てたなら助けろよ…」
「あんたのオンナ事情なんて私に関係ないでしょうよ…自分で何とかしてよ」
Ｎ「助けてくれてもいいじゃん。俺が困ってんの分かったでしょ？」
「大層おモテになられる二宮様なら、先程のオンナ如きご自分で何とかなさるのかと思いまして」
Ｎ「なんだその言葉遣い！」
「もうあんな目に遭うのは嫌だ！」
会社の少し手前の道で、同じビルの他のフロアに入ってる会社の人に呼び止められた二宮を横目に。
面倒臭い事に巻き込まれたくなくて、挨拶もせず、何なら気配も消して通り過ぎてきた。
そんなの見たのは初めてじゃないし、なんならそんな相手と夜の街に消えていくのを見掛けた事だってある。
そういう相手と、どんな関係なのかなんて、本人に聞いてみた事も無い。
随分前の事だけれど。
定時をかなり過ぎた時間にオフィスを後にして、後から出てきた二宮とエレベーター前で一緒になって。
ビルを出た所で、知らないオンナにいきなり頬を叩かれた事もある。
綺麗に着飾って化粧して、綺麗に髪を巻いたその人は、私を見るなり目の色を変えた。
叩かれて呆然とする私を指差し、罵詈雑言を浴びせまくる目の前のオンナに怒りが湧いてきたところで、視界が背中に塞がれて。
聞いたことも無い程、温度を無くした声が自分の耳に届いてきた時に、目の前の背中が二宮だって気が付いた。
今、自分が置かれている状況が、目の前のコイツのせいだと思うと。
悲しいのと同じ位に怒りが湧いてきて…遂に怒りの方が勝ってしまって。
後ろから二宮を蹴飛ばした。
ギャンギャン吠える私と、そんな私にギャンギャン言い返す二宮を、蚊帳の外で呆然と見てる知らないオンナ。
「オンナ相手にすんなら、ちゃんとしたのを相手にしなさいよ！」
Ｎ「だから！まだしてねえよ！」
Ｍ「えっ！？何してんの！？」
そんな私達の間に入って、事を収めてくれたのは、彫刻みたいに綺麗な顔した同期の松本だった。
そんな事も。
もう遠い記憶だけれど。
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黒衣(プロフ) - megu_sさん» こんばんは(*^_^*) やっぱそうですよね、私も書いててなってますもん(笑) アレこの話、翔さんエンドでも行けるんじゃ…とか途中から思いつつですしね(←同じくヤキモチ) また読んで貰えて楽しんで貰いながらコメントも貰えるような作品目指しますね♪(*^_^*) (2017年2月26日 2時) (
レス) id: c16ecda80f (このIDを非表示/違反報告)
megu_s(プロフ) - こんばんは(*´･∀･)黒衣さん、今回は私はお話遠慮します(* >ω<)ちょっと、やきもちしかやけなくなってしまいました(汗)次のお話は読ませてもらいます！翔さんがー(*T^T)←お話の中までやきもちやくアホです(笑) (2017年2月26日 1時) (レス) id: c659f5c21f (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - のりさん» こんばんは＆お疲れ様です┏○)) そうなんです、ご主人様は添い寝させてくれないんです、ハウスな感じなんです、ソファなんです、ガッカリです(笑) しょんぼり子犬２人も放置して眺めてたい気持ちになってます(笑) (2017年2月23日 21時) (レス) id: c16ecda80f (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - まゆみんさん» 楽しんで頂いてるみたいで嬉しいです(*^_^*) ヤキモキしちゃいますよね、私もしてますもん(笑) (2017年2月23日 21時) (レス) id: c16ecda80f (このIDを非表示/違反報告)
のり(プロフ) - こんにちは。お疲れ様です。そうですか。ご主人様は添い寝させてくれないんですか。ﾊｳｽ！な感じでｿﾌｧですか。残念極まりない。そんなところも好きです。なんやかんやとしょんぼりしてる子犬な2人。ﾔｷﾓｷﾔｷﾓｷ。ﾀﾞｰｯ！と叫びそうですww (2017年2月21日 14時) (レス) id: 48b765175f (このIDを非表示/違反報告)
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