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嬉しくて、恥ずかしくて。
二宮さんの顔が見れなくて。
彼の胸に顔を埋める私の髪を優しく撫でる感触に泣きたくなる。
Ｎ『Aは俺のでしょ？
田中もそうだけど
なに懐かれちゃってんの？』
え………？俺の………？
私、二宮さんのだと思って良いの？
パッと顔を上げた私は、きっとそういう顔をしていたんだろう。
二宮さんは『なんで？』って顔をした。
Ｎ『え、俺、言ったよね？
俺のになって…って
俺と付き合って…って』
「え………？」
Ｎ『え、なに、覚えてないの？』
「え…いつ………？」
Ｎ『あ…そっか…
ヤんのに夢中になって
聞こえてなかった感じ？』
「………は？」
Ｎ『ははっ(笑)
まぁ…俺も悪ぃな…
そんな時に言うとかさ〜(笑)』
「え……いや……あの……」
Ｎ『まぁ、でも…
お前も「イイ」って言ってたし？
あ、アレか？
もしかして違う「イイ」だった？
それでも
今更取消なんてさせねえけどな〜』
「〜〜〜〜〜///」
Ｎ『お前は俺のでしょ？』
「うぅ〜〜〜………」
Ｎ『顔見たら分かっから…
黙って俺のモンになっとけよ』
そうして私は。
オトコノヒトな微笑みに囚われたんだ。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−
田「二宮〜！森田〜！
探してたんだよ〜！」
廊下で二宮さんとくすくす笑いながら話してた私の耳に、聞きたくない大声が届いた。
にっこにこの笑顔で近付いてきた田中さんは、一緒に居る私達を見て一瞬眉を顰めたんだけど。
田「森田、あのさ
今日の夜って空いてる？」
せっかくこれから二宮さんに聞こうと思ってたのに…。
溜息をついて俯いた瞬間、グイッと後頭部を引かれ、唇に柔らかい感触。
目の前にある二宮さんの細められた瞳に驚いて息を吸ったら、それを見越したかのように挿し込まれる舌。
口内を堪能され、暫くされるがままになってる私と「はぁ！？」と驚く田中さんに安心するかのように抜け出た二宮さんは、私を抱き寄せて胸に埋めた。
Ｎ『今日はダメだな…
俺が鳴かせる予定だから
まぁ…今日「も」だけど？』
「…なんだよ」と悪態をつく田中さんの声と離れていく足音が聞こえてから顔を上げた私に、二宮さんはニヤリと妖しく微笑んだ。
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黒衣(プロフ) - ジュンさん» ありがとうございます♪スベスベお肌で色気いっぱいですもの！(笑) 可愛いすぎて(″ﾉдﾉ） (2016年9月8日 0時) (
レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - オマケ話、確かにニノちゃんはそこらの女子より女子！イケるよねー！ (2016年9月7日 23時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ジュンさん» ありがとうございます！スーツって良いですよね♪余裕が感じられる人からのヤキモチって萌えます(笑) 楽しんでもらえたみたいで嬉しいです(〃∀〃) (2016年9月4日 16時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - ひゃーー！とりあえずニノちゃんのお話いただきました！上司ニノちゃん、いいわー！スーツ姿って本当に萌える！エロいニノちゃんもホントに大好きです〜。余裕があって、でもちょっとヤキモチやくなんてズルいわ！大好き！ (2016年9月3日 23時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - どさんこさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けてすごく嬉しい！違いが出せるかが課題だったのでありがたい上に読み応えとか…(´pωq｀) オフィスラブ良いですよね♪私も好きです♪ (2016年9月3日 20時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒衣
| 作成日時：2016年9月1日 6時
