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ガッガッガ！と大股で近寄ってくると私の左腕を強く握り。
引かれるまま相葉さんの後を小走りになりながらついていく。
連れて行かれた先は仮眠室。
焦るように部屋に入れられ、相葉さんは後ろ手にドアを閉めてカチャリと鍵を掛けると私を強く抱きしめた。
私の肩に顔を埋めながら、ぎゅうぎゅうに抱きしめてくる相葉さんに余裕は感じられなくて。
それが何だか嬉しくてふふっ…と笑みが自然に湧き上がる。
ピクッと相葉さんは体を反応させ。
Ａ『……………ん…？』
ゆっくりと顔を持ち上げ。
焦点の合っていない黒目が私を捉える。
Ａ『……………ふっ…』
いつもの息だけの笑いが聞こえたかと思うと。
まるでスローモーションのように相葉さんが近付いて、唇を柔らかい感触が掠める。
唇が触れると、重ねたまま器用にちゅ…ちゅ…とわざと聞かせるように音を立てて、何度も何度も繰り返す。
ぱく…ぱく…と食べられるみたいに上唇、下唇を咥えては離す時にちゅ…と音を立てて。
まるで味わうかのように唇をぺろりと舐められ、舌先で唇をとんとん…とされて、堪らず息を洩らす。
いつも、彼はこうする。
まるで。
ねだられてるみたいに。
食べちゃいたい…みたいに。
私が息を洩らしたのを合図に、強引に舌が挿し込まれて絡め取られて。
荒らされてるみたいに動き回る舌に、このまま食べられちゃうんじゃ…って位に全然ついていけない。
少し唇は離れてるのに、口の中で相葉さんの舌が自由に動き回って。
焦りながら求めあう私達から洩れる息が室内に響く。
気が付けばベッドに２人して倒れこんでいて。
腰と後頭部に回された手は強く私を押さえ込んで、その力強さは「逃がす気なんてない」と雄弁に語っていて。
私はいつの間にか相葉さんの首に両腕を回していて、強く引き寄せながら私だって逃がす気は無い…って思う。
絡められる舌に、嬉しさと苦しさと、高揚と安心を感じた時。
もう息が苦しくなった私を見越したように離される唇。
はぁ…はぁ…と、お互いの息が上がっていて。
こつんとおでこと鼻先をくっつけながら。
少し恥ずかしくなってお互いに微笑んで、ちゅ…と唇を鳴らす。
Ａ『ふふっ………
あんまり放っとかれると
俺、死んじゃうかもしれないよ？』
ソレ私だよ…って言いたくなるような、胸をギュッて掴まれるみたいなコトを相葉さんは言った。
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黒衣(プロフ) - ジュンさん» ありがとうございます♪スベスベお肌で色気いっぱいですもの！(笑) 可愛いすぎて(″ﾉдﾉ） (2016年9月8日 0時) (
レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - オマケ話、確かにニノちゃんはそこらの女子より女子！イケるよねー！ (2016年9月7日 23時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ジュンさん» ありがとうございます！スーツって良いですよね♪余裕が感じられる人からのヤキモチって萌えます(笑) 楽しんでもらえたみたいで嬉しいです(〃∀〃) (2016年9月4日 16時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - ひゃーー！とりあえずニノちゃんのお話いただきました！上司ニノちゃん、いいわー！スーツ姿って本当に萌える！エロいニノちゃんもホントに大好きです〜。余裕があって、でもちょっとヤキモチやくなんてズルいわ！大好き！ (2016年9月3日 23時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - どさんこさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けてすごく嬉しい！違いが出せるかが課題だったのでありがたい上に読み応えとか…(´pωq｀) オフィスラブ良いですよね♪私も好きです♪ (2016年9月3日 20時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒衣
| 作成日時：2016年9月1日 6時
