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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
何でココに居るのよ…とか。
何しに来たのよ…とか。
何してんのよ…とか。
言いたい事はたくさん思い浮かぶのに、全然思った様に口が動いてくれなくて。
急に近くなった距離と、さっきの自分の行動を思い出して自分の顔が赤くなってくるのが分かる。
そんな私を見てる岡田くんは、仕方ないな…みたいに両肩をちょっと上げて。
ニヤリと微笑んでからスマホを操作して耳に当てた。
岡「…あ、もしもし、佳代？」
背後の潤がビクッとして、私の肩から重さが無くなった事で顔を上げた事が伝わってきた。
岡田くんの視線は私を通り越して、私の後ろを鋭く見つめていて。
『え…？』と小さく呟く潤の声が聞こえてきた。
岡「お前の大事なオトモダチ、やっと腹括ったみたいだから…これから帰るから準備しといて？」
岡田くんの瞳は鋭いままで、話す口調は優しいのに、そのギャップに背筋がゾクリとする。
短い会話をしながら、岡田くんは私の後ろをずっと見ていて。
その間も、見つめる視線はずっと鋭いままで。
そのまま視線も下げずに通話を切った。
岡「俺はね、お前が憎たらしくて憎たらしくて堪らないよ」
『………なんで………』
岡「おまえが考えてるそのままだよ…俺の大事なモンに手ぇ出しやがって」
「ちょっと…岡田くん…」
岡「それだけでも腸煮えくりかえりそうだっていうのに」
「ちょっと…」
岡「佳代だけじゃなくAまで泣かせやがってお前ホント何様なんだよ…」
「岡田くん…」
岡「俺はね、お前に言ってやりたい事は山ほどあんだよ」
「ダメだって…」
岡「佳代にもAにもこう言われちゃあね…まぁ、俺は惚れた女には優しくしたいし？」
「ちょっと！！」
岡「後はお前らで頑張ってよ…俺は今から可愛い可愛い嫁を可愛がりに帰るから」
フン…と鼻を鳴らして背中を向けると、上げた右手をヒラヒラと振って駅の改札に消えて行った。
しばらくそのまま固まっていた私達だったけれど、トン…と肩に乗せられた頭の感触に意識が戻ってくる。
正直、人生最大の修羅場でしかないこの現状を打破する力は私には無くて。
でも、このままにしてるのも人目が気になって気になって仕方ない上に。
商店街のおじちゃんおばちゃん達が、微笑ましい…みたいな目で見ているのも辛い…(汗)
『…何？どういう事？あれ誰？』
低い声が聞こえた。
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黒衣(プロフ) - ジュンさん» ここにきての佳代ちゃん(笑) やっとくっついた２人だから、そりゃあ止まらないですよね(。-∀-)ﾆﾔﾘ 私も２人が焦れったい状態だったので(笑)、上手くまとまってくれて安心しましたε-(´∀｀*) こちらこそ、いつもコメントありがとうです！(*>ω<*) (2016年10月7日 18時) (
レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ★mmiioo★さん» コメントありがとうございます(〃∀〃) 前作もお読み頂いたんですね！ありがとうございます♪やっぱり焦れったかったですよね、私もです(笑) 智くん高校生からしか出てないですもんね。謎な彼もお楽しみ頂けると嬉しいです(*´ω｀)ｴﾍﾍ (2016年10月7日 18時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - ありがとうございます！岡田氏とカヨちゃん！そして岡田氏に嫉妬する天使！やっと幸せになった2人だもん、そりゃ止まらないよね〜！ニヤニヤ。完結ありがとうございます！ホント幸せですよ！大人になってからやっと素直になったね、良かったわ〜！ (2016年10月7日 17時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - 黒衣さん、はじめまして。いつもの席でをニノちゃんから読みはじめまして、続いて潤くん。じれったかったけど伝えられてよかった！次さとぴ♪一番謎な彼のお話楽しみです！ (2016年10月7日 10時) (レス) id: 060678365c (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ジュンさん» なんだか色々ありましたね今回(笑) 雅紀くん素敵だよ、カッコイイよ！(*>ω<*)智くんの抱き枕にもなりたいよ！とか思いました(笑) これがどうなるのか、楽しみにして頂けて嬉しいです♪頑張ります！ (2016年9月30日 20時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
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