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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
いつもの席に向かいながら店内をぐるりと見渡すと。
しばらく前に私が座って叱られた場所には華奈ちゃんの姿。
そしてその向かい側でＰＣを恐ろしいスピードでカタカタしながら華奈ちゃんに微笑む和也の姿が見えて。
私に気付いた華奈ちゃんが手を振ると、その華奈ちゃんに気付いた和也が私の方を見て舌打ち。
………若干の胸やけ(笑)
そんな私に苦笑いしながら潤がお水をくれて。
ほんのりミント風味のそれを流し込みながら、潤がいつもいるカウンターに近いこの席を嬉しくも思い。
それを誰かに渡さなければならない日が来るかもしれない…と思うと、胸がギュッとなる。
そんな私には視線も向けず、潤はカウンターで洗い物をしていて。
いつも通りの潤に安心しながら、心のどこかで自分を気にかけて欲しいと思う私は浅ましい。
Ａ「あれ？Aじゃん！こんな時間に珍しくない？」
オフィスから降りてきた雅紀が、ピカッと眩しいお日様みたいな笑顔を向けながらスキップで近寄ってきて。
その姿はまるで、大型犬が懐いた人に遊んで貰いたいよ〜♪って言ってるみたいに見えて。
なんだか自然と笑顔になってしまう。
Ａ「飲んだ帰り？………あれ？」
キュッと眉間に皺を寄せた雅紀が私の肩辺りに鼻を寄せてクンクンと匂いを嗅いでいて。
Ａ「なんか…翔ちゃんと一緒にいた？あれ？でも知らない匂いもするな…」
………犬かな？犬なのかな？(汗)
Ａ「A、今日ちょっと変だよね？ソレとコレ、関係ある？」
親指と人差し指で私のジャケットの肩辺りを摘み上げながら、黒目がちな瞳が私を窺うように見つめている。
「いや…あの………って、ちょっと！」
急にギュッと右手を掴まれ…正確には恋人みたいに手を繋がれて、雅紀は私を立ち上がらせた。
視界の端に手を止めた潤が見えたけど、そっちに視線を向けるより早く雅紀は私を引き摺る様に歩きだして。
Ａ「明日休みだったよね？A、ちょっと付き合ってよ♪」
そう言うと、私の返事も待たずにズンズンとカウンターの奥に引き摺って行って。
どんどん２階に進んでいく雅紀の背中を見ながら。
その有無を言わせない行動に、聞こえないように溜息をついて。
Ａ「はいどうぞ〜♪」
この人達のシェアハウスに押し込まれるように足を踏み入れた。
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黒衣(プロフ) - ジュンさん» ここにきての佳代ちゃん(笑) やっとくっついた２人だから、そりゃあ止まらないですよね(。-∀-)ﾆﾔﾘ 私も２人が焦れったい状態だったので(笑)、上手くまとまってくれて安心しましたε-(´∀｀*) こちらこそ、いつもコメントありがとうです！(*>ω<*) (2016年10月7日 18時) (
レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ★mmiioo★さん» コメントありがとうございます(〃∀〃) 前作もお読み頂いたんですね！ありがとうございます♪やっぱり焦れったかったですよね、私もです(笑) 智くん高校生からしか出てないですもんね。謎な彼もお楽しみ頂けると嬉しいです(*´ω｀)ｴﾍﾍ (2016年10月7日 18時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - ありがとうございます！岡田氏とカヨちゃん！そして岡田氏に嫉妬する天使！やっと幸せになった2人だもん、そりゃ止まらないよね〜！ニヤニヤ。完結ありがとうございます！ホント幸せですよ！大人になってからやっと素直になったね、良かったわ〜！ (2016年10月7日 17時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - 黒衣さん、はじめまして。いつもの席でをニノちゃんから読みはじめまして、続いて潤くん。じれったかったけど伝えられてよかった！次さとぴ♪一番謎な彼のお話楽しみです！ (2016年10月7日 10時) (レス) id: 060678365c (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ジュンさん» なんだか色々ありましたね今回(笑) 雅紀くん素敵だよ、カッコイイよ！(*>ω<*)智くんの抱き枕にもなりたいよ！とか思いました(笑) これがどうなるのか、楽しみにして頂けて嬉しいです♪頑張ります！ (2016年9月30日 20時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
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