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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
私が付き合い始めた理由は、子供にしては捻くれたものだったと思う。
私は潤への気持ちに踏ん切りがつかなくて、岡田くんは家の柵から逃れたくて。
お互いに利害が一致した子供２人は、それぞれの環境や気持ちから逃れる為に一緒に居る事を選んだ。
それには智も気付いて。
そんな私達にくだらないモノでも見る様な瞳と、これ以上ない位に尖らせた唇を向けて。
Ｏ「知らねえからな」
自分の事は棚に上げて私達にそんな事を言う智に岡田くんと苦笑したものだったけれど。
岡田くんと一緒に居る時間は、私のささくれだった心を穏やかにしてくれたのは間違いなくて。
潤への気持ちと同じではなかったけれど、私は間違いなく岡田くんが大切で。
私と穏やかな時間を共有してくれてる優しい表情の岡田くんを見ていると、きっと同じだ…と感じていて。
岡「俺からすれば『潤』は憎たらしくて憎たらしくて堪らないけどな」
クイッとお猪口を傾けながらそう呟いた岡田くんは、珍しく怖い顔をしていて。
一緒に過ごした学生時代に何回か見た表情と同じだった。
あの頃の岡田くんは、裏で智と荒れてた時期もあって。
岡田くんが自分みたいになるのを良く思っていなかった智は、岡田くんと同じような瞳をしていた私を見つけたんだそうだ。
知り合った当初はそんな理由なんて全然知らなくて、後から知った事だったけれど。
違う境遇で、違う環境で、違う気持ちを抱えた私達が似たような方向を見てる…って感じたらしい。
岡「お前そろそろ腹括らねえの？」
「ソレ弟の彼女にも言われた」
岡「余程だな(笑)」
「そろそろ…ちゃんと潤に１回で良いから言ってみようかと思ってるよ」
岡「ふぅん…そっか…」
「今度の夏祭りでも誘ってみようかと思ってるんだけど…」
岡「イベントの力を借りるのか(笑)」
「そうでもしないと頑張れないっていうか…口実みたいなのが欲しいっていうか…」
岡「ビビリでヘタレ(笑)」
「分かってるよ…しょうがないじゃん」
岡「まぁ…頑張ろうと思えるようになっただけマシか…」
「ホント怖くて堪んないよ」
岡「じゃあ、夏祭り位はお前に付き合ってやってもいいよ(笑)」
「なんでフラれる前提なのよ…」
岡「保険だよ、保険(笑)」
「なんの保険よ…」
岡「フラれた上に夏祭りも行けないとかお前そんな悲しい状況耐えられねえだろ？」
こいつ…。
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黒衣(プロフ) - ジュンさん» ここにきての佳代ちゃん(笑) やっとくっついた２人だから、そりゃあ止まらないですよね(。-∀-)ﾆﾔﾘ 私も２人が焦れったい状態だったので(笑)、上手くまとまってくれて安心しましたε-(´∀｀*) こちらこそ、いつもコメントありがとうです！(*>ω<*) (2016年10月7日 18時) (
レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ★mmiioo★さん» コメントありがとうございます(〃∀〃) 前作もお読み頂いたんですね！ありがとうございます♪やっぱり焦れったかったですよね、私もです(笑) 智くん高校生からしか出てないですもんね。謎な彼もお楽しみ頂けると嬉しいです(*´ω｀)ｴﾍﾍ (2016年10月7日 18時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - ありがとうございます！岡田氏とカヨちゃん！そして岡田氏に嫉妬する天使！やっと幸せになった2人だもん、そりゃ止まらないよね〜！ニヤニヤ。完結ありがとうございます！ホント幸せですよ！大人になってからやっと素直になったね、良かったわ〜！ (2016年10月7日 17時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - 黒衣さん、はじめまして。いつもの席でをニノちゃんから読みはじめまして、続いて潤くん。じれったかったけど伝えられてよかった！次さとぴ♪一番謎な彼のお話楽しみです！ (2016年10月7日 10時) (レス) id: 060678365c (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ジュンさん» なんだか色々ありましたね今回(笑) 雅紀くん素敵だよ、カッコイイよ！(*>ω<*)智くんの抱き枕にもなりたいよ！とか思いました(笑) これがどうなるのか、楽しみにして頂けて嬉しいです♪頑張ります！ (2016年9月30日 20時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
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