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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
お互いに驚いた表情を隠さなかった私達に気が付いたウチの担当者から声を掛けられ。
ハッとして一礼してから会議室を後にする。
………どうして。
………どうして彼がココに。
動揺から、給湯室に駈け込んでトレイを持ったまま、茫然としていた。
高校時代の面影を残したまま、素敵な歳の取り方をしているのが伝わってくるような雰囲気。
大きい瞳も、スッと通った鼻筋も印象的だった彼そのままで。
正直、イイ男になっていた。
急な事だからなのか、動揺からなのか、彼を素敵だと思ったからなのか。
自分の胸がドキン…ドキン…と大きな音を立てて落ち着かない。
偶然、なの？
こんなのって、アリ？
すぅ…と水がしみ込むように、あの頃の気持ちが蘇ってきて。
昨夜せっかく華奈ちゃんのお陰で落ち着いて考える事が出来たっていうのに…。
あの頃、確かに好きだった。
あの時の気持ちは嘘じゃないって今でも思ってる。
それでも。
岡田くんはもしかしたら、私の心の中に居る人に気付いていたのかもしれない…なんて、進学してから気が付いた。
だから。
引越しをして落ち着いて周りを見れるようになった頃には、岡田くんに対して申し訳ない気持ちも抱えるようになってた。
だから。
気まずい！！！
気まず過ぎる！！！
とりあえず、今の私に出来る事は。
彼がウチの会社から帰るまでに、顔を合わせないようにする事だ。
会議が終わる頃合いを見計らって、財布とスマホ片手に休憩スペースに逃げ込んだり。
様子見でオフィスを覗いてみたら立ち話とかしてるから、そのままオフィスの入口が見えるカフェに逃げ込んで。
岡田くんを含む取引先の人達が返っていく様子を見てオフィスに戻ったら。
「二宮の名刺、渡しといたよ」
同級生らしいじゃん…なんて様気に言ってる営業の担当に睨みを利かせて。
アイツにはもう差し入れ買ってくるの止めよう…なんて事を考えながら高速で残りの仕事を終わらせて。
残業させんなよオーラを全身から放ちながら、定時を迎えたのを見計らって飛び出すようにオフィスを出た。
………のに。
「お前のやりそうな事なんて全部お見通しなんだよ」
そう言ってそうなニヤリとした微笑みを見せた岡田くんがビルの入口で仁王立ちしていた…。
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黒衣(プロフ) - ジュンさん» ここにきての佳代ちゃん(笑) やっとくっついた２人だから、そりゃあ止まらないですよね(。-∀-)ﾆﾔﾘ 私も２人が焦れったい状態だったので(笑)、上手くまとまってくれて安心しましたε-(´∀｀*) こちらこそ、いつもコメントありがとうです！(*>ω<*) (2016年10月7日 18時) (
レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ★mmiioo★さん» コメントありがとうございます(〃∀〃) 前作もお読み頂いたんですね！ありがとうございます♪やっぱり焦れったかったですよね、私もです(笑) 智くん高校生からしか出てないですもんね。謎な彼もお楽しみ頂けると嬉しいです(*´ω｀)ｴﾍﾍ (2016年10月7日 18時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - ありがとうございます！岡田氏とカヨちゃん！そして岡田氏に嫉妬する天使！やっと幸せになった2人だもん、そりゃ止まらないよね〜！ニヤニヤ。完結ありがとうございます！ホント幸せですよ！大人になってからやっと素直になったね、良かったわ〜！ (2016年10月7日 17時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - 黒衣さん、はじめまして。いつもの席でをニノちゃんから読みはじめまして、続いて潤くん。じれったかったけど伝えられてよかった！次さとぴ♪一番謎な彼のお話楽しみです！ (2016年10月7日 10時) (レス) id: 060678365c (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ジュンさん» なんだか色々ありましたね今回(笑) 雅紀くん素敵だよ、カッコイイよ！(*>ω<*)智くんの抱き枕にもなりたいよ！とか思いました(笑) これがどうなるのか、楽しみにして頂けて嬉しいです♪頑張ります！ (2016年9月30日 20時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
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