◇25 ページ25
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
一度家に帰って。
お泊りセットやら着替えやらをバッグに詰め込んで、お爺ちゃんの店に向かう途中にある丸山酒店に寄り道。
丸「おっ！Aちゃんじゃん！
どしたの？珍しいね〜♪」
この店は潤と和也の同級生の実家で。
その同級生が二代目になるべく修行も含めて働いていて、潤達も世話になってるという話は聞いている。
私も丸山くんの事は子供の頃から知っていて、お爺ちゃんが商店街の会合なんかに顔を出す時、一緒になったりしていたモンだった。
「今日ね、
友達の家に泊るんだけど
何かオススメあったら
買っていこうかと思って…」
丸「そうなの？
それって男子？女子？
女の子ならねぇ…
最近は日本酒がオススメかなぁ
独特な匂いが苦手って人でも
飲みやすいのが増えててね
あとはワインとか…
ビールいけるなら地ビールも…」
丸山くんがオススメしてくれる日本酒とビールを数本頼むと、こっそりツマミをおまけにつけてくれた。
丸「Aちゃん
それにしても久しぶりだな〜
なんかアレだね
年々ニノとそっくりに
なってきてる気がする(笑)」
「そりゃあ姉弟だし(笑)
でも私あんなに
お肌ピッカピカじゃないよ」
丸「アレは凄いよね(笑)
それにしても
お泊り先が女子で良かった〜
もし男だったら全力で止めないと
俺、ナイト達に殺されちゃう(笑)」
肩を竦めて笑う丸山くんは、あの子達みたいに悪戯っ子で。
そんなところが憎めない…と商店街でも可愛がられてる１人だから。
店内に居る他のお客様も、私達のやり取りを微笑ましい目線で眺めていた。
「ほなご贔屓に〜♪」と、アイドルみたいにウインクすると。
目元に寄せた人差し指と中指をビシッ！と私に向け、ブンブンと両手を大きく振りながら送り出してくれた。
今日、華奈ちゃん家にお泊りか…。
社会人になってからは友達に家に泊りに行くなんて殆ど無くて。
地元の友達は結婚してる子も多いし、大学時代の友人はコッチに居る子はゼロだし。
その上、大人になってから知り合った相手の家に泊りに行くっていうのが、なんだかくすぐったい。
どんな話しようかな…。
そんな事を考えながら、私は潤の店の扉を開けた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 361人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒衣(プロフ) - ジュンさん» ここにきての佳代ちゃん(笑) やっとくっついた２人だから、そりゃあ止まらないですよね(。-∀-)ﾆﾔﾘ 私も２人が焦れったい状態だったので(笑)、上手くまとまってくれて安心しましたε-(´∀｀*) こちらこそ、いつもコメントありがとうです！(*>ω<*) (2016年10月7日 18時) (
レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ★mmiioo★さん» コメントありがとうございます(〃∀〃) 前作もお読み頂いたんですね！ありがとうございます♪やっぱり焦れったかったですよね、私もです(笑) 智くん高校生からしか出てないですもんね。謎な彼もお楽しみ頂けると嬉しいです(*´ω｀)ｴﾍﾍ (2016年10月7日 18時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - ありがとうございます！岡田氏とカヨちゃん！そして岡田氏に嫉妬する天使！やっと幸せになった2人だもん、そりゃ止まらないよね〜！ニヤニヤ。完結ありがとうございます！ホント幸せですよ！大人になってからやっと素直になったね、良かったわ〜！ (2016年10月7日 17時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
★mmiioo★(プロフ) - 黒衣さん、はじめまして。いつもの席でをニノちゃんから読みはじめまして、続いて潤くん。じれったかったけど伝えられてよかった！次さとぴ♪一番謎な彼のお話楽しみです！ (2016年10月7日 10時) (レス) id: 060678365c (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ジュンさん» なんだか色々ありましたね今回(笑) 雅紀くん素敵だよ、カッコイイよ！(*>ω<*)智くんの抱き枕にもなりたいよ！とか思いました(笑) これがどうなるのか、楽しみにして頂けて嬉しいです♪頑張ります！ (2016年9月30日 20時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
