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◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
「無事合格しました」
そんなメールをみんなに送った後。
俺は急いで爺ちゃんの店に向かっていた。
カランコロン♪
爺「おぉ、お帰り
どうだった…って良かったな(笑)」
俺が笑顔全開だったんだろう。
結果を言う前に爺ちゃんはコーヒーを淹れ始めた。
ぶーぶー言いながらカウンターに座って、見慣れてる爺ちゃんの所作をじっと見つめながら、今まで爺ちゃんに言えてなかった事をどう伝えようか考えていた。
爺「で、どうすんだ？」
コトンと音を立てて俺の前に置かれた爺ちゃん特製ブレンド。
ふわりと立つ湯気と、ゆらりと鼻に届く落ち着いた香りに、強張ってた体から力が抜けるのが分かる。
ふうふう…と息を吹きかける俺を見る爺ちゃんの目が優しくて、なんとなく照れ臭い。
爺ちゃん、俺。
爺ちゃんみたいに、みんなが一息つける場所になりたいんだ。
でね？
俺が迷ったり悩んだりした時に、この店があってくれたように。
爺ちゃんが、そっと俺の傍に居れくれたみたいに。
誰かにとって必要な、この店みたいな場所を、俺も作りたいんだ。
勉強も勿論頑張るし、これから必要な事は学んでいくつもり。
だからさ、これからも俺をここで働かせてくれないかな。
どう…かな…？
爺「潤の家の
父ちゃんと母ちゃんには
ソレ、言ってあんのか？」
コクンと頷く。
だって、学費出してもらうんだもん。
これからどうしたくて、これからどうなりたいのか、ちゃんと伝えたよ。
やりたい事が見つかっただけ上等だ、って言われたよ。
父さんの小遣いが減る…って愚痴られたけど(笑)
爺「そうか………
じゃあ今度
ご両親と姉ちゃん連れてきなさい」
いつもみたいに頭わしゃわしゃされて、なんだか嬉しくて自然と笑顔になったら。
爺ちゃんもニッコリ笑ってくれて。
その笑顔が、やっぱりカズに似てて。
カランコロン♪
Ａ「ばづじゅ〜ん、おべでど〜(泣)」
Ｎ「きたないなぁ………(笑)」
飛び込んできたまーくんにぎゅうぎゅうに抱きしめられて、後ろでカズが面倒臭そうな顔して立ってて。
爺ちゃんは苦笑いしながら２人のコーヒーとカフェオレを淹れ始めて。
Ｎ「潤くん、おめでと」
「ん、ありがと…///」
Ａ「ほんどによがっだ〜〜〜(泣)」
「ちょっ！鼻水拭くなよ！」
Ｎ「ほらほら…
爺ちゃん、ティッシュ〜」
爺「ほいほい…仕方ねえなぁ…」
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黒衣(プロフ) - ジュンさん» こちらこそ、たくさんコメント頂いてありがとうございます(〃∀〃) 楽しんでもらえたようで安心です！ 義兄弟になったら、どっちも甘やかしそうですよね(笑) こっちでは時間軸がふにゃり前なので、あまり出番はありませんでしたが、その後はきっと…(。-∀-)ﾆﾔﾘ (2016年8月30日 17時) (
レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - 続けてすみません！次はフニャリの彼が参加となりますよね？全員集合！ですね〜。楽しみにしております！ (2016年8月30日 15時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - こちらの完結おめでとうございます！ありがとうございます！もう、すっごくあったかい気持ちになりましたよ！んでニノちゃんの義兄弟に是非なって欲しい！とニヤニヤしました。フニャリの彼以外のメンバーの関係性も大好きです！ホントにありがとうございます。 (2016年8月30日 15時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ジュンさん» 読んで頂いてありがとうございます(〃∀〃) ドキドキしてハラハラしてもらえて嬉しい！ 大人になってく過程って人それぞれ感慨深いし、潤くん大変だっただろうな〜(汗) 幼馴染み達の大切さとか伝わったら良いな…と思ってたので、安心もしてもらえたようで良かった！ (2016年8月28日 23時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - しばらく読めてなくて、まとめて一気に読ませて頂きました！はー、すっごくドキドキして。不器用過ぎる潤君にハラハラして。素直になれた潤君にホッとして。また１つ大人になったね、潤君。周りの3人の人柄もよく出てて感動してます。とりあえず本当に良かった〜。 (2016年8月28日 21時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
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