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休日の早朝だからか、電車は混んでなくて。
俺達４人は並んで腰かけながら、涼しい車内でほわほわとしていた。
どこに行くのか、何をしに行くのか、聞いてもカズもまーくんもAすら教えてくれなくて。
落ち着いた俺は不貞腐れていた。
「翔くんに逢いたいな…」
ボソッとつぶやいた俺の声を拾ってくれたのは、隣に座ってたまーくんで。
携帯をぽちぽちした後そんな俺を見て、にっこり微笑んだ。
Ａ「翔ちゃんに逢ってないの？」
「うん………」
Ａ「そっか…
逢ってないのか…」
「俺…翔くんに酷い態度…」
Ａ「うん、そうだね(笑)
珍しく落ち込んでたよ？
周りの人のコトなんて
全然気にしないタイプなのにね」
翔くんが落ち込んでたなんて、正直驚きだった。
まーくんの言うとおり、周りの人を気にしてる所なんて見た事無かったから…。
来る者は拒むし、去る者は追わないし。
もしかしたら俺もそうなるかも…と思う部分もあったから、そんなまーくんの言葉を聞いて、落ち着いてた俺の視界がまた滲み始める。
Ａ「んもぅ…(笑)
素直なのは嬉しいけど
子供に戻ったみたいだね(笑)」
まーくんに頭をわしゃわしゃされながら、恥ずかしさも手伝ってAに借りっぱなしのハンドタオルに顔を埋めて誤魔化そうとしたけど。
くくくっ…って聞こえてくるカズの含み笑いから、全部バレてるかと思うと倍恥ずかしくなった。
そうして３人の後をついてって電車を乗り継ぎながら、ちょっとずつどこに向かってるのか分かってくると。
緊張と不安から、どんどんドキドキが増してきて。
用事が何なのか…まさかそんなハズ無い…って気持ちばかりが溢れてきて。
そんな俺に気付いたまーくんは、俺の頬をぺちぺちと叩いて。
Ａ「ほら…？
濃い顔が余計に濃いよ？(笑)」
Ｎ「潤くん、ほら…
せっかくの可愛い顔が台無し」
明るくふるまってるカズとまーくんからも緊張が伝わってきて。
俺の懸念が本物なんだ…って事を嫌でも知る。
駅に到着して。
向かっているのは国際線ターミナルで。
Ａ「いたいたっ！お待たせ〜♪」
元気な声で大きく手を振るまーくんの視線の先には。
ジャケットにＶネック、細身のパンツに革靴を纏って。
まるで睨みつけるような鋭い視線を俺に向ける翔くんがいた。
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黒衣(プロフ) - ジュンさん» こちらこそ、たくさんコメント頂いてありがとうございます(〃∀〃) 楽しんでもらえたようで安心です！ 義兄弟になったら、どっちも甘やかしそうですよね(笑) こっちでは時間軸がふにゃり前なので、あまり出番はありませんでしたが、その後はきっと…(。-∀-)ﾆﾔﾘ (2016年8月30日 17時) (
レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - 続けてすみません！次はフニャリの彼が参加となりますよね？全員集合！ですね〜。楽しみにしております！ (2016年8月30日 15時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - こちらの完結おめでとうございます！ありがとうございます！もう、すっごくあったかい気持ちになりましたよ！んでニノちゃんの義兄弟に是非なって欲しい！とニヤニヤしました。フニャリの彼以外のメンバーの関係性も大好きです！ホントにありがとうございます。 (2016年8月30日 15時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ジュンさん» 読んで頂いてありがとうございます(〃∀〃) ドキドキしてハラハラしてもらえて嬉しい！ 大人になってく過程って人それぞれ感慨深いし、潤くん大変だっただろうな〜(汗) 幼馴染み達の大切さとか伝わったら良いな…と思ってたので、安心もしてもらえたようで良かった！ (2016年8月28日 23時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - しばらく読めてなくて、まとめて一気に読ませて頂きました！はー、すっごくドキドキして。不器用過ぎる潤君にハラハラして。素直になれた潤君にホッとして。また１つ大人になったね、潤君。周りの3人の人柄もよく出てて感動してます。とりあえず本当に良かった〜。 (2016年8月28日 21時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
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