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「見送り、行かなくてごめん…
その…さ、怒ってたり…する？」
俺にとっては結構気掛かりだった事を口に出来たのは、Aがカフェオレを半分飲む位の時間が経ってからだった。
この時ばかりはカズを見習って、年下可愛い系男子を装って、上目遣いでお伺いを立ててみる。
俺の様子を見たAは固まってて、隣の爺ちゃんは吹きだしそうになった笑いを必死に堪えてて。
Aの隣の男は、カウンターに両肘をついて両手で顔を支えながら、珍しいモノ見た…みたいな顔をしていた。
A『いや、あの…え？///
何？なんでそんな素直な…』
ブッフォ！と豪快な音を鳴らした爺ちゃんは、流石に笑いを堪え切れなくなったみたいで。
あっはっは！とデカイ声で笑い出した。
いや、俺…
お前の中でどんなイメージなんだよ…
一瞬だけ爺ちゃんにイラッとしたけど。
Aはワタワタした様子を見せてて。
アレ？
このキャラ悪くないんじゃね？
なんて、心の中で思って。
今までは、真っ直ぐにぶつかっていくばかりだったし。
それでダメなら、いろんな働きかけをしてみて、Aの反応を見てみるのも良いのかもしれない。
「幼馴染で弟の友達」っていうポジション自体は手に入れてるんだ。
自分から距離を取る必要なんて無い。
………とはいえ。
俺も気が短い方だからな…(笑)
キレないように気を付けないとな。
なんて考えてたところでAに連絡がきて、店の最寄り駅まで来たから合流する事になった様で。
Aの様子を見ていた連れの男は、あの胡散臭いふにゃりとした微笑みを見せていた。
爺「気を付けて行くんだよ？」
爺ちゃんがAの頭をぽんぽんと撫でると、嬉しそうに微笑んで、また来るね…って爺ちゃんに抱き付いてから、俺にじゃあね…と手を振って店を出て行った。
俺がその光景を見ている様が羨ましそうだったのか、連れの男は俺を見てくっくっく…と右腕で口元を隠して笑いを堪えていた。
気に入らない。
一瞬でそう思ったのが伝わったのか、連れの男はまたあの大人な雰囲気を醸し出しながら、目を細めて微笑みながら俺の方に寄ってくると。
男「おれ、彼氏じゃねぇし」
フフン、と鼻を鳴らすとドヤ顔を見せて。
爺ちゃんにはふにゃりと微笑んで一礼すると、Aの後を追うように店を出て行った。
なんだよ。
気に入らねぇ。
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黒衣(プロフ) - ジュンさん» こちらこそ、たくさんコメント頂いてありがとうございます(〃∀〃) 楽しんでもらえたようで安心です！ 義兄弟になったら、どっちも甘やかしそうですよね(笑) こっちでは時間軸がふにゃり前なので、あまり出番はありませんでしたが、その後はきっと…(。-∀-)ﾆﾔﾘ (2016年8月30日 17時) (
レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - 続けてすみません！次はフニャリの彼が参加となりますよね？全員集合！ですね〜。楽しみにしております！ (2016年8月30日 15時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - こちらの完結おめでとうございます！ありがとうございます！もう、すっごくあったかい気持ちになりましたよ！んでニノちゃんの義兄弟に是非なって欲しい！とニヤニヤしました。フニャリの彼以外のメンバーの関係性も大好きです！ホントにありがとうございます。 (2016年8月30日 15時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ジュンさん» 読んで頂いてありがとうございます(〃∀〃) ドキドキしてハラハラしてもらえて嬉しい！ 大人になってく過程って人それぞれ感慨深いし、潤くん大変だっただろうな〜(汗) 幼馴染み達の大切さとか伝わったら良いな…と思ってたので、安心もしてもらえたようで良かった！ (2016年8月28日 23時) (レス) id: 3e7f7417c4 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - しばらく読めてなくて、まとめて一気に読ませて頂きました！はー、すっごくドキドキして。不器用過ぎる潤君にハラハラして。素直になれた潤君にホッとして。また１つ大人になったね、潤君。周りの3人の人柄もよく出てて感動してます。とりあえず本当に良かった〜。 (2016年8月28日 21時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
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