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「皆…無事かな…、大丈夫、だよねっ…」
「…当たり前だろ…」
半分は自分に言い聞かせた。
正直、俺達は運が良かったんだ。
数軒先には直径1メートルはある隕石。
少しでもズレていたら…。
「ひかる…っ」
「ん…?」
「っ、佐久間の…」
「佐久間…?」
「佐久間が…言ってた事が、この隕石も…同じだったら…」
佐久間が、言ってた事。
そんな。
有り得ねぇ…。
でも…本当、なら…。
あの隕石には…。
周りを見渡すも、皆大パニックで。
スタッフさんに声をかけるも、オロオロとどうしたら良いのか分からない様子。
マネージャーも一旦事務所に戻ってしまったし、携帯も使えないんじゃどうしようもない。
俺が…しっかりしなきゃ…。
「阿部、立てるか…。ここから離れよう」
「うん…っ」
震える阿部を支え、裏口から店を飛び出した。
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作者名:ふうか | 作成日時:2021年2月4日 22時