【テニプリ×黒バス】青峰の幼馴染はテニスLOVE！！！PART3！！

†金ちゃんの心 ページ16

主人公side


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黄瀬「…あれ？食堂ってどっちスか？！」



緑間「バカめ、こっちなのだよ」



高尾「真ちゃん！いや、そっちトイレだから！」




火神「あー、腹減ったー！」




黒子「それにしても、ここ広すぎますね」




森山「道に迷うな…」




リコ「Aちゃん！どっちの道だと思う？！」







『…えっと。


…その道を左で、その柱から5番目のところで、曲がればいいと思います』









私が言った道を進んでいくと、見事に食堂へ辿り着いた。









リコ「！！さっすがAちゃん！！」







食堂に入ると、テニス部のみんなが集まっていた。








学校の名札が書いてある席に座ろうとした時、後ろから声をかけられた。









遠山「…A姉ちゃん…」









『…金ちゃん…？

…どうしたん？』









金ちゃんの表情は顔を伏せていてわからない。









遠山「…A姉ちゃんは…









…テニス嫌いになったん？」









！！








涙でいっぱいな金ちゃんが、顔をあげた。









そして、周りはシーンとなった。









『…ううん。違うで』









遠山「じゃあ、なんで、テニスしてないん？！

なんでなん？！



ワイとの約束、忘れたん？！」









金ちゃん…









“ワイ、ずっと良い子にするから
またテニスやろうな！！”









『ううん…
金ちゃんとの約束、忘れるわけないやろ？』









遠山「！！

ホンマ…？」









『うん。
嘘つかへん。


約束は守るから！』









遠山「！！

よっしゃぁあ！！」








いつもの明るい表情にもどっていく、金ちゃん。








遠山「A姉ちゃん！ワイ、ずっと良い子にしてたで！

やから試合しよな！」









『…うん！』









また和やかな空気になった。









ただ一つ、私の心だけを除いて。

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