ジョンインの涙 ページ38
お城に着いてスホにジョンインがいる部屋を教えてもらった
「ジョンイン！」
部屋を覗くとベッドに座っているジョンインがいた
「A姫」
「はい、これ。大事なものでしょ？」
写真を差し出すと静かに泣き始めたジョンイン
「えっと、ジョンイン？どうして泣くの？」
「ありがとうございますっ。これ俺の宝物なんですっ。もう、燃えちゃったかと思いました。本当にありがとうございますっ。」
よかった…
わたしはジョンインに近寄って
涙をふいた
「泣かないで…」
「はいっ」
しばらくジョンインが落ち着くまで隣に座っていた
「それじゃ、今日はゆっくり休んでね。」
ジョンインが落ち着いてきたから、部屋から出ていこうとしたら
ギュっと手首を捕まれた
「どうしたの？どこか痛い？」
「あ、あのっ、今日はそばに居てくれませんか…？」
か細い声でそう言ったジョンイン
「うん、わかった。」
なんだか悲しそうな辛そうなジョンインをほっておけなくて
わたしはジョンインのそばで寝ることにした
あ、まただ…
心臓がドキドキしてる
でも、今日はいつもと違って少し苦しい…
大きいダブルベッドにお互い距離をおいて寝ころがった
向き合って言葉は交わさずただ見つめあっていた
お互い寝ているから目線の位置は同じ
それがなんだか緊張する
いつもはジョンインは背が高いからこんな目線が同じになることもないし
心臓が大きく鳴る
「あの、よかったら俺の話聞いてもらえますか？」
とジョンインが沈黙を破った
「うん。聞かせて」
「実は俺ーー…」
ジョンインはゆっくり話始めた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 80人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Butterfly(プロフ) - ルハンの話が読みたいです！！ (2013年7月13日 10時) (
レス) id: 12e242f75b (このIDを非表示/違反報告)
ハヌ(プロフ) - annyさん» ありがとうございますっ!！嬉しいです！ (2013年6月18日 23時) (レス) id: 69f0a0ce41 (このIDを非表示/違反報告)
ハヌ(プロフ) - gumiさん» ありがとうです！頑張ります!！ (2013年6月18日 23時) (レス) id: 69f0a0ce41 (このIDを非表示/違反報告)
gumi - 新作ですか！！楽しみにしています、ファイティン！！ (2013年6月14日 5時) (レス) id: a24ab7358b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ハヌ | 作成日時：2013年6月10日 20時
