せいざねーむ！(男主)2

いつもと少し違う朝 ページ40

いつもと変わらない朝


のはずだったが今日はどうやら違うらしい



「「「「モモ(ヒョン)がいない」」」」



モモの朝は早い


練習で帰りが遅い日でも必ず2番目か3番目には起きてくる



睡眠不足が心配されたが休憩中や移動中に昼寝をするようになったので慣れた場所ならすぐに眠れるようになった




MG「もう起きないと間に合わないから誰か起こしてきてください〜〜〜〜」




ミンギュはウォヌかジョンハンあたりが行くと思ったが意外にも誰よりも早く立ち上がったのはミンハオだったので驚いた





ミンハオは部屋の前に着くとまず丁寧にノックをしてモモの名を呼んだ




MH「モモ？」




返事がないので部屋に入る




MH「モモ」




「、、、」




MH「モモ、起きてるんでしょ。早く準備しないと。」




「、、、ん〜〜、、、行きたくない、、、今日は行かないですっ」




寝ぼけている




MH「ㅎㅎそんなこと言ってないで、ほら起きて？」




「、、、今日はきっと良くない日だ。だから行かない」



ミンハオは布団をめくる




モモの意識がはっきりしたのはこのころだろう




「、、、！おはよう、、ごめん、寝坊した。すぐおきる」



MH「、、、モモ無理してない？大丈夫？」



モモが困った顔をして大丈夫と言うのでミンハオも困ってしまった



その顔は絶対に大丈夫じゃないということはわかっている



JN「ミンハオ？モモ？」



MH「ヒョン、、、」


JN「モモおはよう！いい夢見れた？」



ジュンはそういいモモを抱きしめる




「、、、今日は嫌な夢を見た。最近よく見るんだ」




JN「そっか。だから起きたくなかった？」



「外に出たくなかった」



ジュンが聞くとなんでもあっさりと答えるモモにミンハオは驚いた



「こんなこと言ってみんなに迷惑をかけるのはわかってるしこんなとこ見られたくないからいつも早く起きてたのに」




わがままなんてめったに言わないモモがこんな風に考えていたことをミンハオはこの日知った

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