Family ～もう、、君以外愛せない (ページ2)

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光一side

剛君が、、、俺の顔を見ただけで、あんな……

『うわぁーーーーーー』って言われると、思わん

くて、、ショック受けてしまったけど、

剛君が、転びそうになりかけたのを、体がとっさに

剛君の手を引っ張り自分の方に抱き寄せた。

はぁーー、危なかったわ。

〈大丈夫か？？俺の顔に、何か付いとったか？？〉

剛side

俺は、まさか、まさか、俺の正面に立たれると思っ

てへんから、めっちゃビックリして、叫んで、、、

ほんだら、光一が、危ないと思ってくれたんやろう

俺の手を引っ張り、抱き寄せる感じになった。

だから、光一の顔がめーっちゃ、近いねん。

近すぎやろって言うくらい近い。ほんまに！！

(俺の心の声)
『ちょ、近い、近い、近い、近い、近い』

だから、体温めっちゃ上がる。顔が、、、、、

〈お前、ほんまに、大丈夫か？？〉

『え！？何で、大丈夫やけど。』

〈だって、めっちゃ顔、赤いで。ゆでダコやん。〉

『ゆでダコ！そんなに、赤いんお、、、れ。』

〈うん。赤い！熱でもあるんちゃうん。〉

そう言いながら、俺のおデコにおデコを当てる。

俺は、もう、固まってしまった。

〈あれ？おかしいな、、熱はないみたいよ！！〉

『そっか。よかった。よかったわ。』

〈ほんまに、よかったわ。
でもさ、風邪のひき始めかもしれんから
気をつけや。〉

『そやな、気をつけるわ。ありがと。』

今、いい距離感やし、今しかない！頑張れ、俺！！

『光一くん、話があんねん。』

〈何、どうしたん？？〉

『あんな、、、、、、』

緊張してなかなか、言い出せない俺。

はぁ、、、告白ってこんなに勇気がいるんやな。

〈何やねん、早よ言えや。気になるやん。〉

勇気を出していこ！当たって砕けろや！！よし！

気合いや。気合い。よし！パシっと顔を叩いた。

〈？？？？〉

『僕な、ずっと前からいや、出会った時からずっと

光一君の事が大好きです！！！！』

〈へぇ？俺も大好きやけど。〉

『ちゃうねんって、俺の大好きとお前の大好き
は違うねん。』

〈え？！何が違うん？全然分からへんねんけど。〉

『だから、恋愛感情で大好きって言ってんねん。』

〈それは、、、男女のって事なん？〉

『そうそう、それ！

光一君と付き合いたいんや。光一君が欲しい。』

〈ちょ、ちょうまって、、、俺、、、〉

『何？？』

〈そうゆう風に、見たことないし、、、

考えられへん。ごめんやけど、、、、〉