fifth drama ページ20
A「やめて!!」
幸せな時間から一気に突き放された
どんっと押されて椅子に仰け反ってしまった
前には真っ赤な顔で仁王立ちをするAがいる
A「おいコラ内田篤人!!」
篤人「A、落ち着け」
A「いやもういいや、篤人でいいや」
見たことなくテンパるAが本当に可愛くて、
俺が彼女をこんな風にさせたと思ったら、すげー愛おしくて、心がふわふわする
なんかもういいやって思った
どれほどAから拒まれても、俺だってAを変えられるんだと思ったら、好きだって気持ちが溢れて、頑張れる気がする
絶対手に入れられると希望ができた
A「おい篤人!!!!」
篤人「座りなよ笑」
A「なっっっ!!なんであんたはそうやって冷静でいられるわけ?!?!篤人あんた、私に…あのっ…」
篤人「キスしたね」
A「だから、どーしてそうやって、普通でいれるわけ?!」
篤人「…ねぇ、好きだよ」
A「なんでそこ!なんでそこに戻るの!!」
髪の毛をぐしゃぐしゃにかき乱して、真っ赤な顔を隠して手で顔を覆った
やべぇ、めっちゃ可愛い
篤人「ちょっとぐらい俺のこと見てくれても良くない?」
A「……無理」
篤人「キス受け入れてくれたじゃん」
A「無理矢理でしょ!」
篤人「俺が嫌いなら、殴ったりしてくれていいのに。なんでしないの?」
ハッとしたように私を見て、俺を泣きそうな顔でじっと見た
A「…だって、サッカー選手じゃん。怪我なんてさせられない…」
あぁ、もう。
ほんと…なんなのこのひとか
篤人「…良い女だなぁ」
A「ばっ、ばっかじゃないの!!!!」
なんだかんだ言って俺のこと思ってくれてて、大事にしてくれてて。
愛しくてしょうがない
たまらなく可愛い
強がるこの子を守ってやりたい
A「じゃあね!!次からもう来ないかも!」
篤人「とか言ってさぁ、また来るでしょ?」
A「来ないよ馬鹿!!」
篤人「だってAは仕事ほっぽらないじゃん」
A「………あーーーーーもぉおおおお!!!!」
Aが部屋を怒りながら出て行った。
やっぱり好きだと思った
守りたい
そばにいたい
ずっとずっと誰よりもAのことを幸せにできる、Aの彼氏でいたい
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こいちゃん(プロフ) - 久々におじゃましたら、更新されてたので嬉しいです!続きが気になります! (2015年7月20日 14時) (レス) id: 0f3dad7032 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:がらし | 作成日時:2014年10月12日 21時