今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:6,136 hit
小|中|大
03 Kside ページ5
「じゃあ解散」
先生の言葉で教室が一気に騒がしくなる。
「剛、帰ろー」
「おう」
今日からまた始まるのか……
剛と一緒のクラスになったのがせめてもの救いだな…
俺と剛は、小学校からの友達なんだ。
俺は元々関西で生まれたんだけど、いろいろあって小学校入学前に東京にきた。
俺の相棒の剛は、見た目からヤンキーだと勘違いされるけど、実は凄い優しいやつ。
反抗期の時期もあったけど、家族思いだし
一人暮らししてる俺に気をつかってたまに夕飯の余りとか持ってきてくれるんだ。
前まで髪染めてたし、ピアス開いてるし、制服をきちっと着たのなんて入学式ぐらいだろうけど、本当はいい奴なんだ。
こいつがいなかったら、俺は生きていけない。
大切な大切な相棒なんだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
10人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:優奈 | 作成日時:2014年8月6日 23時