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安嶋side
受験勉強に追い込みがかかった俺らは3年の階から移動教室がない限りは出ていなかった。
もちろん若宮さんにも黒ちゃんにも会っていなかった。
時々連絡した時にクマのキャラクターがハートを持ってるスタンプを送ってくれるのを励みに勉強をしていた。
颯太「だめだー！！！俺Aちゃんいないと無理！無理無理無理！！」
秀生「わかったから落ち着けって」
颯太「俺受験終わったら告る。」
秀生「え」
颯太「それまでアピッとかないと振られちゃうじゃん！！」
時間の流れが止まったかのように頭が真っ白になり、うっちーの声すら頭に入ってこない。
あんだけかっこつけて"おいで"とか言ったくせにうっちーの方に行ったらどうしよう。
あの時の告白OKしとけばよかった？
色々頭の中をグルグルと回ってシャーペンを持っていた手が止まる。
颯太「あじも焦りなよ。俺貰うけど。」
秀生「焦ってるよ。うっちーより若宮さん好きな自信あるから」
颯太「若宮さん呼びなのに？」
秀生「若宮さん呼びなのに。」
確かに苗字でさん付けして呼び合うのはおかしいと思う。
俺だって何回も下の名前で呼びたいとか、
下の名前で呼んで欲しいとか思った。
でも気持ち悪がられると思ってやめた。
というか勉強勉強っと。
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赤星になりました。本当にありがとうございます。
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紅茶(プロフ) - ふゆさん» ありがとうございます…！これからもよろしくお願いします(; ;) (2020年11月4日 17時) (
レス) id: e1765af4ee (このIDを非表示/違反報告)
ふゆ - このお話の続きめっちゃ気になります!これからも更新頑張ってください!(>∀<)/ (2020年11月3日 23時) (レス) id: 87010052ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅茶 | 作成日時：2020年11月2日 22時
