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your side
翌日、久しぶりに先輩に会いに行こうと思った。
会いたかったのと、未読スルーを謝りに。
先輩のクラスを後ろのドアから覗く。
颯太「え！Aちゃんじゃないの！？あれ！！あじー！！！」
同じクラスの颯太先輩が大声をあげて私の名前と先輩の名前を呼んだ。
恥ずかしすぎてとりあえずなにか被りたいし隠れたい。
秀生「若宮さん？」
『え、あ、はい！』
あわあわしてると横から大好きな声がした。
久しぶりに目の前にするとかっこよくて倒れそう。
また別の意味で隠れたい。
秀生「久しぶり」
『お久しぶりです。あ、あの…すいませんでした！』
秀生「…」
『え、』
頭を下げ、顔を上げると先輩が私の頬の怪我に触れた。
びっくりして自然と声が出た。
秀生「痛かったね」
『…え』
秀生「ごめんね、薄々気付いてたんだけど行動遅かった。ごめん。」
言葉を失った。
この事に先輩が気付いてたなんて。
傷に触れたまま先輩は俯いた。
秀生「こんな先輩好きでいれないよね」
『先輩！私は変わらず先輩の事が好きです。』
秀生「ありがとう…ちょっと来て」
先輩は申し訳なさそうに私の手を引いて廊下を歩きだした。
繋がった手に意識が全集中して先輩が赤面になっているのも知らずに。
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紅茶(プロフ) - ふゆさん» ありがとうございます…！これからもよろしくお願いします(; ;) (2020年11月4日 17時) (
レス) id: e1765af4ee (このIDを非表示/違反報告)
ふゆ - このお話の続きめっちゃ気になります!これからも更新頑張ってください!(>∀<)/ (2020年11月3日 23時) (レス) id: 87010052ce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅茶 | 作成日時：2020年11月2日 22時
