36. ページ36
湧side
いつもより早めに学校に着いて、教室の前の廊下を歩いていると
自分のクラスから黒田が出てきた。
また女かよ、と思い歩くスピードを落として教室を覗いた。
そこにいたのはAだった。
机に肘をついて何か考え事をしていたみたいだ。
湧「なんかあった」
おはようの一言ではなくあえて言った。
『湧…私って鈍感？』
湧「は、」
前を向いたまま質問を投げかけてきて本気で悩んでるらしい。
湧「まぁ鈍感なんじゃね」
『嘘じゃん…』
湧「こっち向けよ」
『なに……ちょっ、』
思いっきり顔を近づけた。
あと少しでキスできるくらいの距離で。
湧「こうやってもなんも思わないんだ」
『…恥ずい、』
そっぽを向いた君は耳が赤くてちょっとは意識してくれてんのかな。
湧「…こういうのってなんも思ってないやつにはやんないんじゃねぇの、」
勢いに任せて言った言葉は届いてんのかな
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 879人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅茶(プロフ) - ピザﾉさん» コメントありがとうございます！して頂けてよかったです(; ;)ありがとうございます！ (2020年11月17日 22時) (
レス) id: e1765af4ee (このIDを非表示/違反報告)
ピザﾉ - めっちゃ湧くんがかっこいいです。ｷｭﾝｷｭﾝしてます！更新楽しみにしてます！ (2020年11月17日 22時) (レス) id: ced45d0f68 (このIDを非表示/違反報告)
紅茶(プロフ) - あーちゃさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けて嬉しいです(; ;)本当にありがとうございます！ (2020年11月12日 18時) (レス) id: e1765af4ee (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃ - ドキドキしました！！更新楽しみにしてます！！ (2020年11月12日 17時) (レス) id: 87c60db749 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紅茶 | 作成日時：2020年10月12日 0時
