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檜山side
電話を切った後、やはり何が突っかかって。
気付いたらAが通う高校の前に立っていた。
体育館倉庫。
たしかそう言っていた。
何もなかったら失礼だしこっそりと覗いた。
趣味悪いとか言われそうだわ。
でも、予想は当たっていた。
手を拘束されてシャツを剥がされたAだった。
本人は意識を失っているようなは見えた。
何も考えずに男の手首を掴んでいた。
光成「お前、許されることだと思ってんの」
〈お前誰だよ、邪魔すんなよ〉
光成「Aの幼馴染み。警察に言うぞ、お前。」
〈っ…〉
男は何も言わずにその場を去った。
Aは抵抗したのか手首にあざが出来ていた。
近くに捨てられたシャツを着させ、抱きかかえて俺のベッドに寝かせた。
光成「ごめんな…こんな目に合わせるために知らせた訳じゃねぇんだよ、、」
泣きたいのはAのはずなのに俺が泣いていた。
しずくはAの額に落ちて流れた。
白くて透明感のある肌は今にも消えそうで。
俺の前からいなくなるような、そんな気がしてしまった。
目が覚めるまで手を握っていよう。
じゃないと消えちゃいそうだから。
俺の前から消えないで、そんなことを願いながら。
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紅茶(プロフ) - しょまさん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです（ ; ; ）ありがとうございます！ (2020年9月20日 18時) (
レス) id: e1765af4ee (このIDを非表示/違反報告)
しょま(プロフ) - めっちゃきゅんきゅんします！更新待ってます＼(^^)／＼(^^)／ (2020年9月20日 16時) (レス) id: 65c24db2d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅茶 | 作成日時：2020年9月8日 21時
