窪みと ページ18
(少しネタバレかも)
昨日、LINEで付き合ってって言われたんで
いつも2人で遊んだら行く
行きつけのカフェで待ち合わせ。
どこに行くかも詳しく教えてくれないから
服装迷ったけど、あの人なら
あんま気にしないでしょ。笑
ってことで、2時55分にカフェに着くと
…あ、いた。
「大毅、」
重「お！遅刻せんかったな。」
スタ爆したかったのに、と笑う大毅。
「スタ爆嫌い。」
重「ふは、そーやな。」
じゃ、行こ。
そう言われて連れてこられたのは映画。
しかも健人くんの。
「これ見たかったの？」
重「俺だけやと目立つし。」
まぁそうか。恋愛映画だし
「だから時間厳守だったのね。」
チケット買って、ポップコーンとチュリトスとジュース買って端にあるカップル席に座る。
「なんでここやねん。」
重「隣に一般人おったらバレてまうやん。」
「あたしらバレてなかったらカップルに見えるんかな。」
重「当たり前やろ、男女でおんねんから。」
「え、大毅が彼氏？」
重「それ以外何がある？笑」
「いや、なにも」
照明が暗くなり始まったエ ロきゅん映画。
健人くん、やばいな。
菜奈ちゃんカワイイ。
千葉ちゃんって26歳だよね。笑
色んな事考えながら映画を見てると
横から私の腕を掴むやつ1人。
重「あいつ、何してんねん。」
う〜わ、とか言いながら
腕を掴む力を強くしてくる。
なんだこいつ！中島健人の何！？
「腕、痛いって。」
重「あ、ごめん。」
やっと気づいたのか離してくれたけど
終わりまでずっとなんか言ってたな。
重「あ〜、あいつやばかったな。」
「うるさかったわ〜。」
重「ごめんて。笑」
くだらない話をしながらまた最初のカフェに戻る。
重「よう、あんなん出来るな」
「あれやろ？ななちゃんの後ろから噛むやつ」
重「あれはもう気持ち悪い。笑」
「大毅は絶対出来ひんもんな」
挑発気味に言ったら
重「いや？出来るかもしらんで？」
ってドヤ顔。
そんなこんなで帰る時間。
いつもあたしを家に送ってくれる。
ここだけは優しいと思いますけど
それ以外はうざいの塊ですからね。
「ありがと、じゃねー」
手を振って家に入ろうとしたら
後ろからギュッってされて
重「また明日な？」
って噛んできた。
「おい！重岡ぁぁぁ！」
重「Aだからやれるんですぅ！」
そう言って逃げるように帰っていった。
一瞬キュンと来たのは内緒にしておこう。
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磨凉(プロフ) - にこさん» わざわざコメントありがとうございます！移行先のも楽しく読んでいます！これからも頑張ってください！ (2017年8月22日 11時) (
レス) id: 0d97bb1c9f (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - 磨凉さん» ご指摘ありがとうございます。変換機能に任せっきりで見落としておりました。次回更新時に訂正します。 (2017年8月22日 11時) (レス) id: af72205222 (このIDを非表示/違反報告)
磨凉(プロフ) - 熱血バトルでの安井くんの漢字が違いました。健太郎じゃなくて謙太郎ですよ (2017年8月22日 9時) (レス) id: 0d97bb1c9f (このIDを非表示/違反報告)
にこ(プロフ) - ゆうさん» この紅一点物語は一旦休止してます。恐れ入りますが、他の作品が短編なのでそれが終わったらまた再開する予定です。勝手ですいません。 (2016年10月20日 8時) (レス) id: 52db4759d5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - このお話を更新する気ありますか (2016年10月20日 2時) (携帯から) (レス) id: aeb5a81b57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にこ | 作成日時：2016年3月6日 9時
