炎炎ノ消防隊 癒しの力を持つ孤独な彼女２

子ども好き ページ28

カリム「こいつの場合は小せえガキどもの事だろうが」


フォ「そうなのか、A？」




貴「・ ・ ・ ・」



貴「そうなんですか？」


カリム「いや。お前に聞いてだっつの！(汗」



貴「・・・嗚呼。 カリム「ったく・・・」・・・(ﾁﾗｯ」


環「？(ﾓｸﾞﾓｸﾞ・・・」


貴「そうですね・・・・」


貴「タマキぐらいの子は好きです」

環「っ！？／／／／／／／／／／」


貴「嫌いじゃない」


フォ「だ。そうだぞ、カリム」


カリム「・・・はあ」

ガタッ
カリム「・・・」


フォ「？ 何処へ？」


カリム「出掛けてくる」





カリム「お前も付き合え、A」
ｶｯ ｶｯ ｶｯ・・・


貴「・・・(ﾁﾗｯ」


フォ「ｺｸｯ)行ってきなさい」



フォ「後片付けは私達でやっておきますから」


貴「・・・お願いします」

フォ「ええ(笑」







タッタッタッタ・・・





環「・・・フォイェン中隊長」

フォ「？ どうしましたタマキ？」


環「カリム中隊長とA小隊長・・・。二人きりにして」


環「大丈夫なのでしょうか？(汗」



フォ「・・・ええ」


フォ「あの二人なら。大丈夫ですよ」


フォ「必ず」


環「・・・」









ーーー数十分後ーー





第１管轄 町の中







カリム「・・・」
ｶｯ ｶｯ ｶｯ・・・


貴「・・・」
ｶｯ ｶｯ ｶｯ・・・



カリム「・・・・」


貴「・・・あの」


カリム「ん？」

貴「どちらへ？」


カリム「・・・お前がよく行くところだよ」




貴「！。 ・・・」




貴「("鬼"が )」


貴「("ドッペルゲンガー"が現れた場所・・・)」


貴「・・・・」



カリム「・・・行くぞ」
ｶｯ ｶｯ ｶｯ・・・

貴「・・・」
ｶｯ ｶｯ ｶｯ・・・


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


人気のない広場


カリム「・・・」

貴「・・・」


カリム「・・・今でも」

貴「？」

カリム「今でも、俺は・・・此処で起きた出来事が頭から離れねえ」


カリム「数年前の俺が。今みてえにマシになっていたら・・・」

カリム「お前やフォイェン」

カリム「燃やされちまった隊員達を守れたのかもしれねえ」


貴「・・・」


カリム「・・・A。俺は」


カリム「俺とフォイェンは今でも お前に感謝してんだ・・・お前が駆けつけてくれなきゃ」



カリム「お前が他の焰ビトを鎮魂しながら来てくれなかったら・・・」


カリム「俺達も」

カリム「燃やされちまってたのかもしれねえし・・・」

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