言って ページ5
私たちの間に言葉はない。
ただお互いを確かめるように
ただ抱きしめあっていた。
しばらくしてエレベーターの方から人の声が聞こえて
JJ「…入っていい？」
ジェジュンが少しきまずそうに聞く
から
「うん…」
立ち上がってドアを開けた。
リビングに入ると
JJ「おいで。」
そう言って両手を広げるジェジュンの胸にゆっくり近づく。
そんな私に
JJ「早く！！」
そう言って私の手を引っ張るジェジュンに抱きしめられた。
回されたジェジュンの腕が
ジェジュンの香りが
ジェジュンの温もりが
私を満たしていった。
「ジェジュン…」
JJ「…ん？」
「好きだよ…」
JJ「うん…」
「本当に好きだよ…」
JJ「うん…」
「ごめ」
JJ「もう謝らないで。」
「え…」
その言葉に顔を上げると
さっきみたいな悲しそうな
笑顔じゃなくて
いつもみたいに優しく微笑む
ジェジュンがいた。
JJ「Aの気持ち、ちゃんと伝わったから。」
「ほんとに？」
とても伝わってるとは思えない。
それくらい溢れる気持ち。
私の気持ちは本当に伝わってる？
JJ「伝わってるよ？」
「ほんとに？ほんとに伝わってる？」
何回も確かめる私に
少しかんがえたジェジュンが
JJ「…じゃぁ言って。」
私を見つめてそう言った。
「え…？」
JJ「Aの気持ち。ちゃんと俺に伝えて。」
「ジェジュン…」
JJ「ほら。」
こみ上げる私の気持ちを言葉にするなんて
とても出来ないけど
唯一伝えらるとしたら
この言葉以外には浮かばなかった。
「…ジェジュンサランへ。」
誰よりもあなただけを…
「サランへ…」
JJ「ナドゥ サランへ」
ジェジュンのその言葉と共に
二人の唇が重なった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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みぃな(プロフ) - 複雑だよね！ペンとしては嬉しいけど、彼女としては二人きりで過ごしたい。大切な日だよね。 (2012年5月14日 5時) (携帯から) (
レス) id: 5edd23803b (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - よかった(v^-ﾟ)です。ジェジュンの愛、しっかり受け止めました！！ (2012年5月11日 17時) (携帯から) (レス) id: 5edd23803b (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - あてなさん、新章おめでとう(*^▽^)/ございます＆ありがとう(^人^)ございます。初っ端から切ないよ(ﾉ_･｡)きちんと気持ちを伝えてください。 (2012年5月10日 9時) (携帯から) (レス) id: 5edd23803b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あてな | 作成日時：2012年5月10日 8時
