包まれる ページ36
JJ「俺…ダメだよね…」
「え…」
JJ「あの歌詞…Stand by Uの歌詞…Aを思うとダメなんだよね…」
それって…
君は何処にいて 誰と何処にいてどんな服を着て 何して笑ってるんだろう
あの歌詞に私を当てはめてるって事…？
JJ「Aが他の人といるとこが浮かんでくんの…はは。」
「ジェジュン…」
JJ「…情けねー…」
なんで私はいつもこうなんだろう…
なんで大好きな人にこんな思いをさせて
こんな顔をさせてしまうんだろう…
大好きなのに…
大切なのに…
JJ「…ごめん。」
そう言ってジェジュンが立ち上がると私の横を通り過ぎて
ドアに手をかけた。
「待って！！！」
私の声に立ち止まって振り返ったジェジュンの
胸ぐらを掴んだ。
JJ「Aなっ」
ジェジュンの言葉を
塞ぐように私から初めて
キスをした。
JJ「…A…」
「…ごめんね…」
JJ「…」
「私…ジェジュンにそんな思いさせてばっかりだね…ごめんね。」
なにも言わず私を見つめる
ジェジュン。
「ジェジュンとの記念日がどうでも良いわけじゃないの…でも忘れてたからそう思われても仕方ないけど…本当にそんなんじゃないの！」
JJ「…」
「私、甘えてた…ジェジュンの優しさに。ジェジュンはいつも優しくて、私の事を凄く考えてくれてるのに…私はその優しさに甘えて…ジェジュンを不安にしてばっかりだよね…ごめんね…」
JJ「…」
「でも…でもね、私の中にちゃんといるの…ジェジュンがちゃんといるの…ジェジュンしかいないの…！」
JJ「A…」
「ジェジュン…私…」
JJ「もう一回…」
「っえ…？」
JJ「もう一回して…？」
「…」
そう言ってジェジュンが
私を抱き寄せるから
もう一度私からキスをした。
ジェジュン…
結局いつもこうだね。
私が傷つけて
私が不安にさせてるのに
貴方は私を大きな優しさで
包んでくれる。
そしていつも囁いてくれる。
JJ「サランへ」
その愛の言葉を。
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 55人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みぃな(プロフ) - 複雑だよね！ペンとしては嬉しいけど、彼女としては二人きりで過ごしたい。大切な日だよね。 (2012年5月14日 5時) (携帯から) (
レス) id: 5edd23803b (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - よかった(v^-ﾟ)です。ジェジュンの愛、しっかり受け止めました！！ (2012年5月11日 17時) (携帯から) (レス) id: 5edd23803b (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - あてなさん、新章おめでとう(*^▽^)/ございます＆ありがとう(^人^)ございます。初っ端から切ないよ(ﾉ_･｡)きちんと気持ちを伝えてください。 (2012年5月10日 9時) (携帯から) (レス) id: 5edd23803b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あてな | 作成日時：2012年5月10日 8時
