止まらないため息 ページ34
「柏原さん…」
柏「はい？あっ中入って大丈夫ですよ？」
「あっありがとうございます…でも…私外にいますね。」
柏「えっあっAさん！」
名前を呼ばれたのに
気付いたけど
振り返らずに廊下に出た。
「はぁ〜…」
静かな廊下に響く
私のため息。
なんとなくジェジュンは
今の姿を私に見られたく
ないんじゃないか…
なんて思って廊下に出たけど…
やっぱり今すぐ謝るべきかな…
なんて思いが
私の足を止める。
「はぁ〜…」
ここにいても仕方ないか…
少し歩くと
ソファと自販機が並ぶ
休憩場みたいな場所を
見つけた。
とりあえずそこに座って
みたけど相変わらずため息は
止まらない。
ここまで来ちゃったけど…
どうしよう…
慰めてあげてねなんて言われたけど、なんて言ってあげれば良いか分からない。
そもそも慰めるより
先に謝らなきゃいけないし…
「はぁ〜…」
私こんなんでジェジュンの
不安なんて埋めてあげられる
のかな…
バタン
何回目かのため息が
漏れた時
ドアが閉まる音とともに
廊下を誰かが歩く音がした。
もしかして…
思わず立ち上がって
その音がここに来るのを待つと
現れたのは
やっぱりジェジュンだった。
「…ジェジュン…」
漏れた声に
ジェジュンがこっちを見て
目を大きく見開いた。
JJ「っ？！A…？！」
「ジェジュン…」
JJ「なっなんで…なんでいるの…」
「…ごめん。柏原さんに頼んで連れてきてもらったの…」
JJ「…そう…」
冷静になろうとしているのか
急に声が低くなった。
「…ジェジュン…私…」
JJ「Aいつきたの？」
「えっ…あっ今さっき…」
JJ「…聞いてた？俺の歌…」
「うっうん！すごく綺麗だったよ！」
JJ「…そう…聞いてたんだ…」
呟くようにそう言うと
ジェジュンが歩きだした。
「あっ…ジェジュン！！」
慌ててその後を追うと
ジェジュンが喫煙ルームに
入って行くのが見えた。
ラッキーアイテム
革ベルト
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みぃな(プロフ) - 複雑だよね！ペンとしては嬉しいけど、彼女としては二人きりで過ごしたい。大切な日だよね。 (2012年5月14日 5時) (携帯から) (
レス) id: 5edd23803b (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - よかった(v^-ﾟ)です。ジェジュンの愛、しっかり受け止めました！！ (2012年5月11日 17時) (携帯から) (レス) id: 5edd23803b (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - あてなさん、新章おめでとう(*^▽^)/ございます＆ありがとう(^人^)ございます。初っ端から切ないよ(ﾉ_･｡)きちんと気持ちを伝えてください。 (2012年5月10日 9時) (携帯から) (レス) id: 5edd23803b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あてな | 作成日時：2012年5月10日 8時
