パワーアップ ページ27
「ん…」
朝起きると私はちゃんとベットにいた。
あれ…
昨日ソファにいたのに…
「あっ…」
急いで起き上がって
隣を確認したけど
ジェジュンの姿はない。
リビングに行っても
洗面所を覗いても
ジェジュンの姿はなかった。
ジェジュンがベットまで運んでくれたのかな…
もう一度リビングに戻って
机の上を見たけど
いつもの書置きはなかった。
「はぁ…」
まだ怒ってるんだ…
ため息混じりに
昨日ジェジュンが用意してくれた料理を食べ始めた。
千「A昨日大丈夫だった？」
スタジオに行くと朝から心配そうな顔した千恵ちゃんがいた。
「あーうん…」
千「…ダメだったんだね。」
「え？」
千「私がキラキラに言ってあげる！」
そう言って携帯を取り出す千恵ちゃん。
「ちょっ千恵さん！」
千「私が勝手に連れて行ったって説明してあげるから！」
「だっ大丈夫ですから！」
千「どこが？朝からそんなに落ち込んだ顔してるくせに、どこが大丈夫なの？」
「違うの…」
千「え？」
「…」
千「A？」
「…なにが分かってないのかわかんないの…」
千「…は？」
千恵ちゃんが何言ってんのって
顔で私を見ていた。
千「なるほどね〜そういう意味だったんだ。」
お昼休み
珍しく一緒にお弁当を
食べながら千恵ちゃんに
昨日帰ってからの事を話した。
「飲みに行ったことも謝ったし、料理の事も謝ったし、それなのに分かってないって、なにが分かってないのかわかんなくて…」
千「んー…なんだろうね。他になにかしたんじゃない？」
「やっぱりなにかしたのかな…」
千「それかぁ…やっぱり飲み会に男の人がいたから怒ってるのかな？」
「それだけでそんなに怒る？
謝ったのに…」
千「だってA、もう忘れたの？こないだの事。A、チャンミン君に揺れたじゃない。」
「それは…忘れてないけど…」
千「キラキラってもともとヤキモチやきだけど、あの事があってからそれがパワーアップした気がするんだよね。」
自分の言葉に納得するように
頷きながら千恵ちゃんがそんな事を言った。
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 55人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みぃな(プロフ) - 複雑だよね！ペンとしては嬉しいけど、彼女としては二人きりで過ごしたい。大切な日だよね。 (2012年5月14日 5時) (携帯から) (
レス) id: 5edd23803b (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - よかった(v^-ﾟ)です。ジェジュンの愛、しっかり受け止めました！！ (2012年5月11日 17時) (携帯から) (レス) id: 5edd23803b (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - あてなさん、新章おめでとう(*^▽^)/ございます＆ありがとう(^人^)ございます。初っ端から切ないよ(ﾉ_･｡)きちんと気持ちを伝えてください。 (2012年5月10日 9時) (携帯から) (レス) id: 5edd23803b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あてな | 作成日時：2012年5月10日 8時
