なんで ページ24
外に出るとまだジェジュンは来ていなかった。
さっきの電話から10分も経ってない。
さすがにまだいないか…
近くにあったベンチに腰掛けて
開いた携帯を思わず落としそうになった。
着信13件アリ
未読メール17件アリ
久しぶりに見たその数。
「うっわー…」
こんなに連絡きてたんだ…
なんとなく怖くて
メールを開けなかった。
でも…
なんであんなに怒られなきゃいけないの？
なんで飲み会行くこといちいち言わなきゃ
いけないわけ？
自分はファンミの事言わなかったくせに！
…帰ろ。
酔いもあってか無性にイライラして
立ち上がろうとした時だった。
目の前に一台のタクシーが止まった。
降りてきたのはやっぱりジェジュン。
「あっ…」
JJ「乗って。」
降りてきたジェジュンが言ったのはそれだけ。
なにその言い方…！
「…なんで？」
JJ「はっ？なにがなんで？」
はっ？ってなんなの？！
「なんで迎えにきたの？！」
JJ「はぁ。」
ジェジュンのため息が私を余計にイライラ
させた。
JJ「こんな時間に一人で帰る気？」
「帰れるよ！」
JJ「何言ってんの？早く乗って。」
「良い。私電車で帰るから。」
JJ「…はぁ。A分かったから早く乗って。」
なにそのしょうがないなぁみたいな声！！
「本当に電車で帰るから。じゃぁね。」
自分でもなんでこんなにイライラするのか
分からなかったけど
なぜか凄くイライラして
ジェジュンにそう告げて歩き出そうとしたら
JJ「待てよ！！！」
後ろから腕を掴まれた。
JJ「また浮気する気？」
「…え？」
JJ「こんな時間に一人で帰ってナンパでも
されたい？」
「なっ…」
何言ってんの…
突然出たその言葉がうまく
飲み込めない。
JJ「ごめん…」
黙り込む私にそう言うと
手を引いてタクシーまで連れて行かれた。
JJ「…乗って。」
もう抵抗する気にはなれず大人しく
タクシーに乗った。
お互いに無言のまま私のマンションに着くと
当たり前のようにお金を払おうとするジェジュン。
「私も出すよ。」
そう言ったけど
ジェジュンはまるで聞こえない
かのようにお金を払ってタクシーを降りた。
なにあれ…
無視することなくない？
マンションに歩いて行く
ジェジュンの姿を
見ながらそんな事を思っていると
「お客さん？」
「あっすみません(汗)」
タクシーの運転手さんに
声をかけられて
慌ててタクシーを降りた。
ラッキーアイテム
革ベルト
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みぃな(プロフ) - 複雑だよね！ペンとしては嬉しいけど、彼女としては二人きりで過ごしたい。大切な日だよね。 (2012年5月14日 5時) (携帯から) (
レス) id: 5edd23803b (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - よかった(v^-ﾟ)です。ジェジュンの愛、しっかり受け止めました！！ (2012年5月11日 17時) (携帯から) (レス) id: 5edd23803b (このIDを非表示/違反報告)
みぃな(プロフ) - あてなさん、新章おめでとう(*^▽^)/ございます＆ありがとう(^人^)ございます。初っ端から切ないよ(ﾉ_･｡)きちんと気持ちを伝えてください。 (2012年5月10日 9時) (携帯から) (レス) id: 5edd23803b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あてな | 作成日時：2012年5月10日 8時
