人形は柱から愛される

4話 YUNさんリクエスト ページ7

蜜璃が帰ったあとも私はずっと縁側にいた。

？？「オイ……」

あ……この声はまさか……

『実弥……』

来てたんだ。

また傷が増えてるけど怪我したのかな？

だから、蝶屋敷に来たのかな……？

『傷、増えてるけど』

私は腕や体の傷を指で指した。

『だから、ここに来たの？』

不死川「俺はァ、お前に会いにきたんだよォ……」

傷は痛まないのかな？

見てるだけで痛々しい……

不死川「それより、さっきは誰と話してたァ？」

さっき……？誰とも話してないけど……

『誰とも話してないけど……』

私がそう言うと実弥は私の顎を掴んだ。

不死川「俺に嘘が通じるとでも思ってんのかァァ？」

本当に、誰ともあってないよ…！



ぁ、蜜璃の事？

『ま、待って……蜜璃と…話した……』

実弥は眉間に皺を寄せた。

実弥「斬られたくなきゃあァ、俺以外の奴と話すなよォ？」

でも、話さないと他の人達にお仕置きされちゃうの。

“俺以外と話すな”この言葉は少し前に天元や小芭内にも言われた。

きっと、実弥もお仕置きするんでしょ……？

実弥は私の手の甲に接吻をして帰った。

私はどんな実弥も好き。

いや、皆んなが好き。

私に愛を注いでくれるから。

感情が無いのにそんな事は気にせず、大切にしてくれるから。

その愛情が重くても私は受け入れる。





こんなで……良いのかな……？

納得いってなかったらごめんなさい！

リクエストありがとうございます！

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