06 不思議オーラ。 ページ6
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『...し、』
｢し？｣
『渋谷さんだと思ったのに...！！』
｢...えっ、あ！ご、ごめんなさい...！？｣
名前も分からない男の人の前でバカみたいに泣き叫んで、しかも八つ当たりまでしちゃって。
ほんと、私...何やってるんだろう。
『...先程はすいませんでした...』
｢あははっ、ええよええよー！おもろいもん見せてもろうたしな！｣
大きい口を開けてゲラゲラ笑ったかと思ったら
スーッと飲み物を私の前に差し出して どうぞ？って
微笑む彼...安田章大さん。
あの後、泣きじゃくる私を落ち着かせるために近くの喫茶店へと立ち寄り
そして言葉にならない聞き取り難い私のヘナチョコな声をうんうんって優しく聞いてくれた。
紳士...よく見ると整った顔立ちだし、モテるんだろうなあ。
安田｢...そんで、その渋谷さんの行方は未だに分からんってこと？｣
『...はい、元々素性をペラペラと話す人ではないんです。ほんと、謎で...。』
安田｢そうなんや、探すにしても何かしらの情報ないと無理よなぁ。｣
『生きて、笑ってくれたらそれでいいなって思ってたんですけど...。
でもやっぱり、その、何してるのかくらいは知りたいし...。』
うーんって 首を傾げて腕を組んで何かを考える安田さんは
とても可愛らしくて、女の私から見ても女子力高いと思うほどだった。お肌綺麗だし。爪もよく見るとネイルしてるし。
安田｢...よし！ほな一つええこと提案してもいい？｣
『...いい、こと？』
安田｢そう！｣
目をキラキラと輝かせて前のめりになりながら私を見つめる彼に、続きを催促すると
安田｢俺！Aちゃんが働いとるバイト先の常連さんになるわ！｣
『...ハァ？？？』
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すんな。(プロフ) - てんてんさん» この度はコメントありがとうございました！これからも気軽にコメントしてくださいね！！更新の方も頑張ります！ (2017年9月1日 17時) (
レス) id: b05142c8f8 (このIDを非表示/違反報告)
すんな。(プロフ) - りりあさん» ありがとうございます！これからも楽しんで読んでもらえる作品を頑張って作っていきます！嬉しいです！ (2017年9月1日 17時) (レス) id: b05142c8f8 (このIDを非表示/違反報告)
てんてん(プロフ) - 前々から読んでました、、更新まってます (2017年8月30日 17時) (レス) id: 6ff5cdbae5 (このIDを非表示/違反報告)
りりあ - 楽しんで読ませていただいております！続きめっちゃ、気になります！頑張ってください！ (2017年8月29日 21時) (レス) id: d0ec948b8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すんな。
| 作成日時：2017年8月16日 21時
