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(福良side)
須貝さんの代わりにAを迎えにきた
Aの姿を見つけて声をかけようとした時、男の子がAに近づいた
男の子「Aちゃん、パパとママいないんでしょ？」
「ぃる…もん…」
男の子「本当のパパじゃないって、ママが言ってたもん」
「…」
子供の前でそんな話するなよ…
福良「…」
「し…もん…」
2人のとこに行こうとしたけど、Aが小さく呟いたから足を止めた
「駿ちゃんは…パパだもん…」
福良「…」
これ…須貝さんが聞いたら泣いちゃうな…
福良「A」
声をかけて2人に近づいた
「ふーくん」
俺の足にボフッと抱きついてくる
福良「帰ろうか？」
「うん」
『りくー』とさっきの男の子のもとにお母さんが近づいてきた
陸母「帰ろう」
男の子「うん」
福良「あの」
陸母「…はい？」
しゃがみ込んでAと目線を合わせて
福良「ちょっとだけ、耳塞いでて？」
「…？」
Aは言われた通り両耳を塞いだ
陸母「なんですか？」
立ち上がって陸くんのお母さんと目を合わせた
福良「子供の前で、親がどうこうの話、しないでもらえますか？」
陸母「…」
福良「子供は敏感なんです、親から聞いた話をそのまま言っちゃうものなんです」
陸母「…」
福良「それが、相手が傷つくような話でも、相手の気持ちも考えずに言ってしまうものなんです」
陸母「…」
福良「もし、あなたが逆の立場でも、それを言われて子供が平気だと思いますか？」
陸母「…」
彼女はなにも言わない
福良「陸くんも」
男の子「…」
福良「Aが可愛いからって、泣かせるようなことしないでね？」
男の子「…！」
再びしゃがみ込んでAの目を見て、耳を塞いでる手を掴んだ
福良「A、帰ろう」
「おわった？」
福良「うん、終わった」
「かえる」
福良「うん、今日はAの好きなハンバーグだよ」
「やった！」
Aと手を繋いでオフィスへと戻った
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結(プロフ) - すっごく大好きな物語です。駿ちゃんと女の子(メンバーも含め)家族になれて良かった(′;ω;｀) 更新いつまでもお待ちしてます(*´﹀`*) (でも無理はなさらず！)今後も応援させてください！大好きです！ (2022年2月17日 7時) (
レス) @page17 id: 74296cebb8 (このIDを非表示/違反報告)
青色ブルー - 何度見ても後半から泣けてきてしょうがない。素敵な作品です。 (2022年2月7日 1時) (レス) @page7 id: e4163472c7 (このIDを非表示/違反報告)
さく - 更新がんばってください!!!すごくおもしろいと思うます!!! (2021年12月6日 15時) (レス) @page7 id: dc6ef9e765 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明希
| 作成日時：2021年9月15日 17時
