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福良くんとお留守番 ページ10

(福良side)


『おはよー』とオフィスに入ってきたのは須貝さんとその腕に抱かれているAちゃん



福良「おはようございます」

須貝「福良、悪いな、今日」

福良「いえ、急ぎの仕事も無いんで大丈夫ですよ」



今日は須貝さんは大学にいかなければならない
だからAを1日見とかなきゃいけないわけ

少しだけ懐いてくれた(のかは分かんないけど)Aちゃんを俺が担当して見ることになった



須貝「じゃあA、今日は福良と遊んでてな?」

「…(コクッ)」

須貝「じゃあ、よろしくな?」

福良「はい、行ってらっしゃい」




須貝さんが出ていくとAちゃんは部屋の隅っこに座った

そこが好きなのかな…?



福良「Aちゃん、パズルする?」

「…(コクッ)」

福良「どれしようか?」



そう言って何種類かパズルを床に広げて1個1個パズルを完成させていく

どうやらこの子は賢いらしい
ジグソーパズルもサクサク完成させていく


少し難しいやつを買ってあげたほうが良いのかな…


そう思いながらAちゃんを見ていると『ふくらさーん』とドアが開いた



福良「ん?」

渡辺「あ、ごめんなさい、今日Aちゃんでしたね…」

福良「急ぎ?」

渡辺「いえ、須貝さん来てからで大丈夫です」



そう言ってるけどこうちゃんの顔は少し焦ってるように見えた



福良「Aちゃん、ちょっとだけ待っててくれる?」

「…(コクッ)」

福良「こうちゃん、見るよ」

渡辺「え、大丈夫ですか?」

福良「少しだけね」



そう言いながらこうちゃんと部屋を出た



福良「これは、こう…してみて?」

渡辺「あー、ありがとうございます」

福良「いーえ」



Aちゃんのもとに戻ろうとしてドアを開ける



渡辺「でも、Aちゃん、福良さんに慣れてよかったですね」

福良「慣れてくれたのかな…?」

渡辺「慣れてるでしょ?須貝さん以外で2人きりで大丈夫なの福良さんくらいですよ」

福良「それならいいんだけどね」

渡辺「俺らもそうなれればいいんですけどね……あ、」



そのこうちゃんの言葉と同時にズボンがつんっと引っ張られた
下を見るとAちゃんが俺を見てる



福良「ごめん、待たせちゃったね、すぐ…」

「…く…」

福良「え?」

「ふ…くん…」

福良「…」



今…
『ふーくん』って呼んだ…?


Aちゃんに手を引かれてもとにいた部屋に戻った


やばい…
めっちゃ嬉しい…

風邪→←8



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明希(プロフ) - 吹雪鬼さん» ありがとうございます! (2020年9月22日 21時) (レス) id: bd6acc50a6 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪鬼(プロフ) - とても好きですっ!!頑張ってください! (2020年9月16日 22時) (レス) id: 7938328c9a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:明希 | 作成日時:2020年9月6日 17時

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