キミと過ごした日々 (ページ7)

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(伊沢side)

渡辺「協力って、何すればいいんですかね…」

山本「Aちゃん、心開いてくれてないですし」

伊沢「とりあえず、保育園か幼稚園が決まるまでは見てる必要があるでしょ？須貝さんが学校の時もオフィスで見なきゃいけないだろうし」

河村「あの様子だと、確実に泣く」

山本「確かに…」

渡辺「須貝さんにべったりですもんね…」

伊沢「誰か1人でも懐いてくれたら良いんだけど…」

『おはよー、ごめん、遅くなった』とドアが開いた

伊沢「あ、いた」

渡辺「本当だ」

『え、なに？』と苦笑いを浮かべるのは、我らがQuizKnockのママ的ポジション、ふくらさん

伊沢「実は、」

と今までのことを簡潔に伝えた

福良「それ、俺にも懐くかは分かんないじゃん」

伊沢「大丈夫でしょ？ママだし」

福良「まぁ…やってみるけどさぁ…」

『で、その本人は？』とキョロキョロと見回してる

伊沢「今、須貝さんと仮眠室で寝てる」

福良「じゃあ、とりあえず起きてくるまで仕事しよう」

『ふぁあ…』と大きな欠伸をしながら須貝さんと抱えられたAちゃんが入ってきた

渡辺「おはようございます」

須貝「おはよー、あ、ふくら、おはよう」

福良「おはようございます」

『はじめまして』と須貝さんの腕の中にいるAちゃんに話しかけてる

Aちゃんはふいっと須貝さんの方を向いて黙ってしまった

あーぁ…ふくらさんでもダメか…

河村「どうする？撮影、須貝さんもメンバー入ってるけど」

山本「ぁー…」

全員の視線がAちゃんへと向かう

須貝「A、少しだけ遊んでてくれる？」

「…」

コクっと頷いたAちゃんはやっぱり寂しそう…

伊沢「じゃあ、さっさと撮りますか」

俺、須貝さん、山本、こうちゃん、河村さんが撮影部屋に向かった