42話 side-ab/side-kj ページ42
佐久間に引っ張られながらふっかたちを追いかけるけど…
sk「ふっかたち速いって！」
ふっかたちの足が速すぎて距離が思うように縮まらない。てかあの4人は一体誰を追いかけてるの？
スロープを上がって、階段を上って…。
ここって目黒の病室がある階じゃん。こんなルートで来たことないから一瞬どこかわからなかった。
やっとのことでふっかたちに追い付いたとき、4人は目黒のいる大部屋病室の近くにいた。
なにやら病室をちらちら見ている。私たちにはまだ気づいてない。
sk「なにしてんのー？」
全く息の上がっていない佐久間が4人の後ろから声をかけた。
…あんな長距離走ったのに息が上がってないとか佐久間化け物…と心の中で呟いた。
nb「うわっ！」
dt「えっ」
iw「は！？」
fk「佐久間！？それにあべちゃんも！なんでここにいんの？」
突然の佐久間の登場にめっちゃびっくりしてる4人。
ab「それはこっちが聞きたいよ。なんで4人はここにいるの？」
iw「…ラウールを尾行してた」
sk「え、なんで？」
fk「…ラウールに彼女がいるかどうか確かめるため」
sk「ラウール彼女いんの？」
nb「わかんない。でも今日ラウールが『めめ』って人と電話してるの聞いて、放課後ここに来るって言ってたから尾行したの。で、さっきラウールがここの病室に入っていったから、出てきたところを捕まえようとここで待ち伏せしてる」
sk「え？めめ？」
佐久間が私を見た。
めめって、目黒のことだよね…？
4人にそう言おうとしたその時、
向こう側からバタバタと足音が聞こえてきた。
・
さっき通ってきた道を小走りで戻る。
めめの病室までは少し遠いけど、エレベーター待つよりは走っていったほうが絶対速い。
すれ違う人にぶつからないように注意しながら、めめの病室までついた。
息を切らして病室に入ると、めめのベッドはカーテンでしきられていた。
なんか話し声が聞こえるけど、動画でも見てるのかな。ここ病室だからイヤホンしなきゃいけないのに。
と、さっきみたいにめめの返事を待たずにカーテンを開けた。
そこには…
「…ラウール？」
めめとはなんの接点もないはずのラウールがいた。
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貞光(プロフ) - あおいさん» mmは右派の方はあまりいらっしゃらないので、私も嬉しいです！ (2020年4月13日 14時) (
レス) id: e8d1c52f35 (このIDを非表示/違反報告)
あおい - mmは私右派なんで嬉しいです（） (2020年4月13日 9時) (レス) id: 888c904e00 (このIDを非表示/違反報告)
貞光(プロフ) - ま み た そさん» コメントありがとうございます。これからも頑張りますのでよろしくお願いします。 (2020年3月30日 20時) (レス) id: e8d1c52f35 (このIDを非表示/違反報告)
ま み た そ(プロフ) - 初めまして、こんばんは。mmちゃんにょたのお話は見るのが初めてなのですがとても続きが気になりました。これからも頑張ってください。応援しています。 (2020年3月30日 19時) (レス) id: e6986a63c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：貞光 | 作成日時：2020年3月28日 14時
