11話 ページ11
月曜日。
いつも通り始業５分前に教室に着いても目黒さんはまだいなかった。
やっぱり金曜日来たのは気まぐれだったかもしれないなあ、なんて思いながらSNSをチェックしていると、後ろの席の椅子を引く音がした。
振り返るとそこには目黒さんがいた。
じっと見つめていると私の視線に気づいたのか目黒さんがこっちを見た。相変わらず顔は見えないけど。
mm「……」
少しの間、私を見た目黒さんは視線をリュックに移すと、中から何かを取り出した。
…私が貸したノートを手に持っている。
mm「…ありがとう」
小さな声で目黒さんはそう言った。
ノートを受け取って机にしまうと、私はまた目黒さんの方に顔を向けた。
mm「……」
私が目黒さんを見ているから、少し戸惑っているようだ。
「私、向井康二」
笑顔でそう言うと、また少しの間のあとに
mm「……目黒蓮」
と返ってきた。
「よろしくな、目黒さん！」
私の言葉を聞いた目黒さんはこくりと頷いた。
前のドアが開いて滝沢先生が入ってきたので私は
「またお話しような！」
そう言って前を向いた。
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貞光(プロフ) - あおいさん» mmは右派の方はあまりいらっしゃらないので、私も嬉しいです！ (2020年4月13日 14時) (
レス) id: e8d1c52f35 (このIDを非表示/違反報告)
あおい - mmは私右派なんで嬉しいです（） (2020年4月13日 9時) (レス) id: 888c904e00 (このIDを非表示/違反報告)
貞光(プロフ) - ま み た そさん» コメントありがとうございます。これからも頑張りますのでよろしくお願いします。 (2020年3月30日 20時) (レス) id: e8d1c52f35 (このIDを非表示/違反報告)
ま み た そ(プロフ) - 初めまして、こんばんは。mmちゃんにょたのお話は見るのが初めてなのですがとても続きが気になりました。これからも頑張ってください。応援しています。 (2020年3月30日 19時) (レス) id: e6986a63c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：貞光 | 作成日時：2020年3月28日 14時
