子犬系男子の日常２

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向井｢誰やー！なんであんな高いとこに置いたんやっ！｣



俺たちがゲームをしている間に状況が変化していて


康二が棚の1番上を見ながら叫んでいた。



目黒｢どうしたの？康二くん。｣


向井｢めめぇ……あれが取れへんねん…｣


目黒｢…あの箱取ったらいいの？…よいしょっと…｣


佐久間｢おぉー！｣



康二の後ろから手を伸ばして箱を取っている目黒。

よく漫画とかで見るものが実際に行われてるんだから

アニメ好きな佐久間が興奮するのは当たり前だ。



目黒｢これ？｣


向井｢めめ凄い！さすがやなぁ！ありがとうなぁ！｣


目黒｢ふふ、いいよこのくらい。可愛い顔見れたし。｣


向井｢…へ？///｣




サラッとそんなことを言われながら頭を撫でられた康二の顔は

タコのように真っ赤だ。



向井｢…カッコよすぎん…？え？待って…キュンてしてもうた！

めめー！もっかいやってぇー！！｣


目黒｢え!?恥ずかしいじゃん…｣


向井｢えー！もっかい！ね？お願いやからっ！｣


目黒｢もう…ちょっと落ち着きな。｣


向井｢へ…？｣


渡辺｢はぁ？｣


深澤｢それは反則だー！！！｣


ラウール｢めめ…それはずるい…。｣


岩本｢やるじゃん、目黒。｣



もう1回と言い続ける康二を後ろから包み込んだかと思えば

頬にキスを落としたのだ。



向井｢へ…なんなん…これ…｣


佐久間｢あー！康二ー！大丈夫かぁー！｣


阿部｢大丈夫？｣


向井｢おん…え？何が起きたん？｣


岩本｢ほら、立てるか？｣



あまりのことに驚いて腰が抜けてしまったようで

康二はその場に座り込んでいる。



宮舘｢目黒の一人勝ち…か。｣



渡辺｢お前明日から1週間康二近づくんじゃねぇ！｣


目黒｢はぁ？なんでですか。｣


深澤｢あれはねぇな。｣


目黒｢だって可愛いんだからしょうがないでしょ。｣


ラウール｢可愛いのは認める…。｣


渡辺｢だからって…俺らでもした事ねぇって！｣


目黒｢可愛くて愛おしいもんにはあれくらいするでしょ！例えば…ペットとかさぁ。｣


深澤｢康二はペットじゃねぇ！｣


目黒｢例えでしょ！あーもう、だから年上はうるさいんすよ。｣


ラウール｢僕の康二くん…めめなんかに…｣




一方であの4人は揉めてるし。

どうやら目黒は天然なようでペットにキスをするような感覚だったらしいけど

凄い人が現れたもんだね。


あれから結局、翔太の言った通り

目黒は1週間の康二禁止令が出ていた。

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