子犬系男子の日常

☆おねむな子犬くん［Pink side］ ページ9

ーひらめさんリクエストー




｢んー！やっぱここは最高だね！｣


阿部｢みんなのおかげだよ。｣



放課後の生徒会室。


阿部ちゃんが生徒会長だから
生徒会室が放課後のたまり場になっている。



阿部｢にしてもふっかも翔太もほんとに自分勝手なんだから。｣


宮舘｢昔から変わってないけどね。｣



放課後にわざわざ生徒会室に行く理由。


ふっかと翔太と照を待つため。


悪友コンビとか言われちゃってるけど

バスケは好きみたいでバスケ部で真面目にやってるらしい。

あ、ちなみに照はダンス部ね。

めちゃくちゃ上手いんだよ。

一時期トレーニング部と迷ってたけど。




｢でも俺はこの時間大好きだよー！って康二静かだけどどうしたの？｣



いつもは元気いっぱいで

俺とふざけたりくっついたりしてくれるのに

今日はそれがない。



阿部｢眠そうだね？｣


向井｢最後の授業で持久走やったら眠くて…｣


宮舘｢康二、まだ時間あるし寝よ。ほら、おいで？｣




舘さんが生徒会室のソファに座って自分の膝を叩く。



向井｢だてのひざまくらさいこうやねんなぁ…｣


阿部｢全部にひらがなで聞こえるよ、康二。相当だね。｣


｢舘さんの膝枕、ロイヤルだねぇ。｣



康二は舘さんの膝枕であっという間に眠ってしまった。



｢ほんと可愛い寝顔だよねー。｣


阿部｢ふっかと翔太に怒られそ。｣


宮舘｢ふふ。たまにはいいんじゃない？｣


向井｢ん…だてぇ…｣




舘さんが康二の前髪を整えると


寝ぼけながら舘さんの腰に手を回してまた眠り始めた。



｢自慢しよーっと。｣



俺は携帯のカメラにその寝顔をおさめた。

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