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｢康二。｣
向井｢うわっ。｣
康二を引っ張り、俺の膝に頭を乗せた。
向井｢くふふ…阿部ちゃんの膝枕はやっぱ最高やなぁ。｣
｢康二はもっと自分を大切にしなさい。｣
向井｢でも…｣
｢わかるよ。ふっかや翔太のこと大事にしたいのも。でも自分も大事にしてあげないと、いつか康二が壊れちゃう。｣
時々見せる康二の儚げな表情。
康二にはそんなつもりはないんだろうけど
いつか康二が消えちゃうんじゃないかってくらい
儚い顔をしている。
｢ふっかと翔太はただ単純に康二と一緒にいたいからいるんだよ。照も舘さんも佐久間も。もちろん俺も。だから余計なこと考えないで康二には笑っていて欲しいな。｣
向井｢うぅ…阿部ちゃーん！｣
膝枕の状態から俺の腰に手を回してワンワン泣く康二。
うんうん、溜めてたものが出たかな。
康二の頭を優しく撫でると更に泣き始めた康二。
向井｢なんなん…阿部ちゃん。…天才なん？俺が困ってる時必ず助けてくれるやん。｣
｢康二が大好きだからね。｣
向井｢俺も好きぃ！｣
こうやって2人で話すことで康二が少しでも楽になって笑ってくれるなら俺はそれだけで幸せだ。
｢ふっかと翔太はもう十分輝いてるからじゃんじゃん甘えなよ。あれ以上輝いたら面倒だもん。｣
向井｢くふふ、そんなん言ったら怒られるで？｣
｢ふふ、でも康二。俺にも構ってね。案外寂しいんだから。｣
向井｢もちろんやぁ！俺も阿部ちゃんがいないと寂しくて泣いてまうー！｣
｢それならよしっ！安心した。｣
向井｢でもな、俺らこの後怒られるかもしれん。｣
｢へ？｣
向井｢あそこ…｣
康二の指さす方を見ると教室の窓からふっかと翔太が睨んでる。
どうやら屋上が見えるらしく遂に密会がバレた。
｢大丈夫だよ、康二。｣
向井｢せやな、ふっかさんとしょっぴーやもん。｣
｢あざといコンビの腕の見せ所だね。｣
後で佐久間に
｢あざとい警察出動ー！｣
なんて逮捕されたけどね。
でもね、怒られたって何したってこの密会は続けるんだ。
康二の為に。
ゆきみかんより→←会長と子犬くんの密会［Green side］
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ゆきみかん(プロフ) - AIさん» お待たせした上にお話も長くなってしまいましたが...楽しんでいただけたようで嬉しいです！またリクエストありましたらいつでも言ってください！ (2021年1月2日 21時) (
レス) id: 3ac5a094c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみかん(プロフ) - はるるさん» リクエストありがとうございます！ (2021年1月2日 21時) (レス) id: 3ac5a094c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみかん(プロフ) - シオリさん» リクエストありがとうございます！ (2021年1月2日 21時) (レス) id: 3ac5a094c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみかん(プロフ) - ハトムギさん» リクエストありがとうございます！ (2021年1月2日 21時) (レス) id: 3ac5a094c5 (このIDを非表示/違反報告)
AI(プロフ) - リクエストに応えていただきありがとうございます！とても面白かったです。これからも更新楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2021年1月2日 13時) (レス) id: d28acdd5d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきみかん
| 作成日時：2020年12月20日 14時
