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ーードゴォン！！！
呪霊の攻撃を間一髪の所で交わした七海。交わした場所には大きな窪みができていた。
「七海！大丈夫か！！」
「大丈夫だ！それよりも少しも気を抜くな！抜けば殺られる！！」
「分かった！！」
中途半端な力で敵う相手ではないと悟った2人は春野が来るまで全力で攻撃を繰り広げていた。
『七海！灰原！！』
「春野！！」
「連絡は！？」
『1級以上の術師の派遣を頼んでおいた！手が空いてる術師をよこすって！！』
「では奴の隙をついて私達は速やかに撤退をーー」
『い��っっっ！？！』
突如、春野の全身を強烈な痛みが襲った。目にも留まらぬ速さで横様に薙ぎ払われ、大木に体を打ちつけたのだ。
『(今ので左腕が折れた…。痛みで体を思うように動かせない…)』
猛烈な痛みに震える中、奮闘する同期の姿が目に映る。
「…っ！？七海っ！！！」
体制を崩した七海に容赦なくとどめを刺そうとする呪霊。その鋭い爪が体を引き裂こうとした瞬間、七海と呪霊との間に分厚い氷の壁が立ちはだかった。
「！春野！！」
『氷幻呪法…
呪霊の体が分厚い氷に包まれた。再度呪力を流し粉砕しようとするが、中から氷を破ろうとしているのだろう。呪霊を包む氷が小刻みに揺れていた。
『七海！逃げて！！』
ーーパリンッ
七海が逃げ切ると同時に氷が打ち砕かれた。呪霊はニタニタと笑いながら3人の姿を見ていた。
「春野、怪我…」
『大丈夫…って言いたいところだけど、左腕折れてて使い物にならない。ごめん…』
「謝る必要はありません。それに先程は助かりました」
「どうする？アイツ、ただ楽しんでるだけで全く本気出してないよ」
「今はとにかく隙を作りたい。私と灰原が前衛、春野が後衛でバックアップ。倒す気でいかなければこちらに勝ち目はありません。春野、先程と同じように六花氷蝕で奴の動きを封じてください」
『え？けど、動きを封じれても粉砕する前にすぐ破られるよ？』
「そうか、壁だよ！六花氷蝕で固めた後すぐに分厚い氷の球体で包んで壁を作るんだ！！」
『確かに厚さが増す分強度は上がるだろうけどーー』
「出来なくてもやるんです。貴方なら出来ます」
「春野なら出来るって僕達信じてるから！！」
『…！分かった！！』
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マニ。(プロフ) - 春うららさん» ✉️。こんにちは、とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています。 (1月5日 19時) (
レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
春うらら(プロフ) - まる??さん» まっったく気付きませんでした…。ご指摘ありがとうございます！助かりました🙇🏻♀️💦 (1月4日 2時) (レス) id: 1cdd555c6d (このIDを非表示/違反報告)
まる??(プロフ) - オリ／フラ立ってますよ。違反になってしまうので、気を付けて下さいね💦 (1月3日 16時) (レス) id: d16c4af477 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春うらら | 作成日時：2023年12月20日 0時
