第22話．自慢の同期 ページ3
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『これから色々あると思うけど、今日から伊地知くんも同じ呪術師で仲間なんだからさ！もし困った事とかあったらいつでも相談してね。もちろん3年の先輩でもいいし！あ、でも私達の誰かに相談するなら七海がおすすめかな？』
「面倒なのでやめてください」
「ちょっと七海！それは伊地知くんに失礼すぎない？！」
個性が強くて面白い人達だが、自分1人だけなのを気に掛けて温かい言葉をくれるこの人達は、根っからの良い人達なのだろうと思う伊地知だった。
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1年との顔合わせを終えた3人はグラウンドに来ていた。今日は誰も任務が入っていないと分かるや否や、灰原が久々に手合わせをしたいと言ったのが事の発端だ。
「いや〜、何ヶ月ぶりの手合わせだろう！なんか楽しかった！」
『確かに！2人とも強くなっててびっくりしたよ』
「男2人を負かした人間が言うと嫌味に聞こえますね」
『そういう意味で言ったんじゃないからね？！』
手合わせを終えた3人はグラウンドで仰向けに寝転がりながらそんな話をしていた。会話を聞いて分かる通り、春野が体術で男2人を負かしたのだ。その結果に楽しかったと言う灰原と、悔しそうにする七海がいた。
「なんか春野の動き、夏油さんと似てたように感じたんだけど、七海は何とも思わなかった？」
「そもそも似てるんじゃなくて、まんま夏油さんの動きでしたよ」
『あ〜それ多分、夏油先輩に体術鍛えてもらってたから動きが似ちゃったんだと思う』
「え、いつから夏油さんに鍛えてもらってたの？」
『星漿体護衛任務の後からかな。覚えてる？高専に帰って来たら蝿頭が溢れかえっててさ。その祓いをしてたのに、私が過労と寝不足が原因で倒れたの…。ほんと情けないよね〜。呪術師は体が資本なのに自分の体調管理すら出来ていない。それに加えてぶっ倒れる始末。相手が低級だったからよかったものの、もし等級の高い呪霊相手だったら笑えない話だよね』
「あなたの体調管理の甘さが原因で起きた事ではないのに自分を責めてどうするんですか。そもそも別の任務を終えてすぐに沖縄に飛ばされ、ろくに睡眠や休息を取れずにフルで3日も任務を続けていれば、私や灰原でもあなたと同じでぶっ倒れます」
「そうだよ！それにもう終わった事を今更どうこう言っても仕方ないじゃん！」
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マニ。(プロフ) - 春うららさん» ✉️。こんにちは、とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています。 (1月5日 19時) (
レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
春うらら(プロフ) - まる??さん» まっったく気付きませんでした…。ご指摘ありがとうございます！助かりました🙇🏻♀️💦 (1月4日 2時) (レス) id: 1cdd555c6d (このIDを非表示/違反報告)
まる??(プロフ) - オリ／フラ立ってますよ。違反になってしまうので、気を付けて下さいね💦 (1月3日 16時) (レス) id: d16c4af477 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春うらら | 作成日時：2023年12月20日 0時
