第25話．欠ける ページ18
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２年ズ3人は山奥にある集落を目指していた。
「北海道の任務と言い、今年は3人での遠征が多くて僕は嬉しいよ！」
『私も〜。何て言ったって、労力が半分になるからね』
「はぁ…」
なんてことはない2級呪霊の討伐任務に気が緩みまくる2人に七海は溜息をもらした。
「この残穢…どこかに伸びているようだけど、枝分かれしてるね。手分けして追う？」
「そうですね。2方向に別れて伸びているので、灰原と春野はそっちを。私はこちらを」
『ちなみにこれってついでで頼まれたやつだよね？』
「そうだね！！」
「お互いハズレだったらすぐに合流しましょう。2人とも、気を引き締めて任務に当たるように」
「『了解！』」
『七海もなんかあったらすぐ連絡してね！』
そう言い残し、２手に別れての調査が始まった。
「そう言えば春野、去年のクリスマス会からずっとそれ付けてるよな！」
春野の右手首を指差してそう灰原が問いかけた。
『いいでしょ？お守り感覚で身に付けてるんだけど、なんか夏油先輩からパワー貰ってる感じしてさ。もう手放せないんだよね〜。そういう灰原も私があげたマフラー大事に使っててくれたよね！』
「もう愛用しまくりだったよ！けど、夏油さんのブレスレットみたいに季節関係なく使える物もいいよね！！」
『確かに…。じゃあ今年は年中使える物でも作ってみようかな！』
「楽しみにしてるよ！！」
そう何気ない会話をしながら調査をしていた。
「何か気になるとこあった？」
『ううん、特に何も。ただ漫然と残穢が続いてるだけだね』
「だよなぁ…。そろそろ七海にも連絡しとこうか！」
ーー同時刻
七海も依然何も手掛かりを掴めないでいた。そこに一本の電話がかかってきた。
「はい。…そうですか。こちらも収穫なしです。もうここには何もないのかもしれませんね」
「(どうする？もう切り上げて本丸の調査に向かう？)」
「…そうです『いた！！』」
突如、電話越しに春野の声が響いた。
「どうしました？」
『(七海と挟み討ちしよう！灰原携帯！！…もしもし七海！？いたよ。今灰原と追いかけてる！このまま行くと、さっき別れた場所に出るから七海はそこで待機して目視したら祓って！)』
「分かりました。私もすぐ向かいます」
携帯を切ると踵を返し、言われた場所へと向かった。
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マニ。(プロフ) - 春うららさん» ✉️。こんにちは、とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています。 (1月5日 19時) (
レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
春うらら(プロフ) - まる??さん» まっったく気付きませんでした…。ご指摘ありがとうございます！助かりました🙇🏻♀️💦 (1月4日 2時) (レス) id: 1cdd555c6d (このIDを非表示/違反報告)
まる??(プロフ) - オリ／フラ立ってますよ。違反になってしまうので、気を付けて下さいね💦 (1月3日 16時) (レス) id: d16c4af477 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春うらら | 作成日時：2023年12月20日 0時
