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「呪術師の人材不足を実感するわ。こんな三流が堂々と拠点まで構えてるのに、野放しだったとは」
「呪霊の強さは都心になるほど強い。当然呪術師もそこへ集まる。地方へ向ける目は鈍くなりがちだからね、仕方ないさ。まぁ、この程度の悪徳呪術師はほっといても大した問題はないんだけどね」
「けど、ああいう被害を出すようならさすがに対処しておかないといけないですよね！！」
今回は2年生3人に任された任務のため、2人が危険と判断しない限り五条と夏油は手を出さずに後ろから見守る事となった。廃ビルの階段を登りある一室の扉を開けると、そこには1人の男が居た。
「…！？な、なんだ貴様ら！」
「客に見えるなら眼科行けよ、三下」
「呪術師ですよ、真っ当な」
「お前みたいなのと違ってね」
『あの…五条先輩、黙っててもらっていいですか？』
煽り口調で突っかかる五条に声を掛けた。
「呪術師…？そ、そそ、そうか。き、貴様ら、貴様らも呪術師か…！」
「下手な抵抗はしないで下さいね」
「たっ、た、た、たーー。助けてくれぇっ！！」
いきなり助けを求めてきたかと思えば、1番前にいた七海に男が抱きついた。
「『…は？』」
「なになに、どういう事？」
「よ、よよよ、よかっ、よかった。こっちから探しに行きたいところだったんだ！本物の呪術師っ！！た、助けてっ！金なら貯めた！だから、だからっーー」
『…七海』
「ええ…。貴方、呪術なんて使えないでしょう。戯れに人々を呪っていたかと思いきや、どうやら呪われている側だったようで」
すると、先程回収した人形が五条の持っている手提げ鞄から独りでに出てきて、一直線に男の方へと向かって行った。
「ああ…ああっ…ああああ！！！」
「見ろよ、体がすごい事になってる」
「人体と人形の癒着…いや、人形が人の体を喰っている」
あまりにもグロテクスな光景に目を背けながら後退する春野。そんな彼女の前に壁を作るかのように夏油が立った。
「これは女の子が見るには刺激が強すぎる。悟、私は一旦華を外にーー」
『…いえ、大丈夫です。それに、任務を途中で放棄する事は出来ません』
「分かった。けど無理はいけないよ？ダメだと思ったら私の後ろに隠れていいから」
礼を述べると、再び前線へと立った。
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マニ。(プロフ) - 春うららさん» ✉️。こんにちは、とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています。 (1月5日 19時) (
レス) id: 4c65165166 (このIDを非表示/違反報告)
春うらら(プロフ) - まる??さん» まっったく気付きませんでした…。ご指摘ありがとうございます！助かりました🙇🏻♀️💦 (1月4日 2時) (レス) id: 1cdd555c6d (このIDを非表示/違反報告)
まる??(プロフ) - オリ／フラ立ってますよ。違反になってしまうので、気を付けて下さいね💦 (1月3日 16時) (レス) id: d16c4af477 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春うらら | 作成日時：2023年12月20日 0時
