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No.122 ページ7
心操side
Aはあれからずっと熱で苦しんでいる。
熱が下がる気配がない。
さっき凄い音がした。
心なしか寒いような………
リ「少し下がったとはいえ、まだ39℃か………
こんなに酷いと親御さんに来てもらうより
病院行ってもらうほうが良いかもね。
さて、その説明の為にも電話をかけないと。」
リカバリーガールは棚から紙束を出し、
その内の1枚を見ながら電話をかける。
Aの家かな………
『………ぅ、っ………』
心「A……」
『ぉ、に、ちゃ………』
心「！？」
俺は驚愕した。
何故ならA………
もとい貴望はひとりっ子だ。
つまり、兄は存在しない。
仮に俺が知らないだけでAに家族がいたとして、
弟妹ならまだしも兄姉なんてありえない。
心「なぁ、一体そいつは誰なんだ………？」
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作者名：紺平糖 | 作成日時：2023年9月4日 11時
