No.105 ページ34
―――1ーA控え室
葉「わー！今日のAちゃんの髪型可愛い！」
蛙「編み込みとポニーテールね。とっても可愛いわ。」
『ありがとう。でも、私がやったんじゃなくて、
友達と先輩がやってくれたの。』
芦「マジ！？レベル高いなー！」
上「………世金って普段何考えてんのか
よくわかんねーよな。
近寄り難い雰囲気があるってゆーか。」
『は？』
切「ちょ、落ち着けって上鳴！急にどうした！？」
あ、この人………確か、一馬とよねやんと
うぇいうぇい言ってた人だ。普通に喋れるんだ。
黄色髪の人を慌てて止める赤君と肘が特徴ある人。
………あそこ緑君がいれば信号機ができるな。
ー小「何呑気なこといってんの。
ケンカ売られてんのよ！？そのケンカ買って
真正面からソイツをボコボコにするの！
どーせ、アンタの方が強いんだから！！」ー
………確かに。
『何？ケンカなら買うよ。それか売ろうか？』
上「あ、いや別にケンカしたいわけじゃなくて！
世金ってこうやって話してると
感情豊かだし結構可愛いよなーって。
………気分悪くした詫び、っちゃーなんだけど、
体育祭終わったら俺とお茶しない？」
………下心ありまくりなの
前半部分は本音みたいだけど、
後半は上手く言葉を繋げて誘ってる感じだな。
私にメリットはないし、断る選択肢以外ないよね。
『お断りします。』
上「ですよねー………」
切「びっくりさせんなよ………
まあ、俺もその髪型可愛いと思うぜ！」
なんで今日はこんなに可愛い、と言われるんだ。
やっぱりこの髪型が関係してるよね。
目立つなら解きたいけど、せっかく結んでくれたし………
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 140人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紺平糖 | 作成日時：2022年8月1日 7時
