私はお母さんじゃない！ (ページ10)

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スーパーで買い物を終えた私はそのままチビちゃん達を迎えに保育園へ向かう。

貴「どーも。横山ですー！」

先「あ、どーも。亮くーん！章大くーん！忠義くーん！お姉ちゃん迎えに来たでー！」

章「あー！Aちゃーん！」

真っ先にに私に気づいた章ちゃんが駆け寄って私の足に抱きついてくる。

章「あんなぁ、今日章ちゃんなぁ…」

貴「章ちゃん！ちょっとストップ！まず先に帰る準備してきて！それからお話しよ！な？」

章「あ、そーやった。章ちゃんお家帰らなあかんもんね。今帰る準備してくるわー」

そう言ってタタタッと走って帰る準備をしに行った章ちゃんを見送る。
ていうか、章ちゃんお家帰るん忘れてたん？これって天然で済ませてええんかな…？

忠「Aちゃん！たぁーくん来たー！」

貴「あーはいはい！たぁーくんお片づけしてきたん？」

忠「うん！たぁーくんお片づけ終わってん！」

貴「はい、よろしい！ほんなら帰る準備しに行こか」

忠「あーい！」

たぁーくんの手を引いてたぁーくんの着替えやら荷物をまとめて帰る準備をさせる。
それをしてる間に準備を終えた章ちゃんと亮ちゃんがたぁーくんの元へやってくる。

貴「あ、章ちゃんも亮ちゃんも準備終わったん？じゃあ帰ろうか？」

章「うん！」

準備が終わった3人を連れて保育園を出ようとすると

先「すいません横山さん。ちょっといいですか？」

貴「ん？ごめんなーAちゃんちょっと先生とお話するからもう少し遊んでて」

章「うん！わかったぁ！亮、たぁーくん行こー」

亮「うん…」

忠「うん！」

遊具に走って行った3人を見送って先生が話し始める。

先「お忙しいのにすいません。実は今日章大くんと亮くんがお友達と喧嘩をしまして…まぁ、口喧嘩程度なら軽く伝える程度なんですけど、その2人とも手を出してしまいまして…」

貴「え！？もしかして相手のお子さんに怪我とかさせました！？」

先「いえ！というか、手を出す前に職員の方が止めたんでなんともないんですけどその後2人とも一向に謝ろうとしなかったんですよ」

貴「はぁ…」

先「もちろん、あの2人が理由もなくそーいうことするんじゃないこともわかってるんですけど事情も全く説明してくれへんくて…よかったらお家の方でも聞いてみてもらえませんかね？」

貴「あ、はい。ご迷惑かけてすいません。うちの方で話聞いてみます」

先「すいません、よろしくおねがいします」