私はお母さんじゃない！ (ページ17)

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ご飯も終わり洗い物もあっという間に終わり洗濯を干し終わるととりあえず私の家事は一息ついてしまう。
そして始まるお説教タイム。

信「ったく…なんで勉強してこの点数やねん！」

貴「いや、とりあえず教科書は開いてみんねんで？せやけどわからん問題ばっかりやからとりあえずわかる問題だけやっとったらこの点数や…」

信「わからん問題は聞け！なんのために兄貴おんねん！」

貴「馬鹿兄貴に聞いて解けるわけないやん！」

侯「お前…それ俺らに失礼やん」

いや、でもホンマにそうやん？やって言うてもこの3人で頭良いん信にぃくらいやで？
すばにぃやって侯にぃやって単位ギリギリで卒業したん私知ってんで？

貴「だいたいこんなわからん問題出す方が悪いっちゅうねん！人間、足し算と引き算とかけ算とわり算できたら生きてけるわ！」

信「ほんならお前はなんの為に高校行ってんねや！」

貴「いまどき中卒で仕事なんか水商売しかないからやろ！さすがに水商売は困るからとりあえず行っとんねん！」

信「お前なそんな気持ちで高校行ってんねやったら…」

す「ただいまぁー」

貴「あ！すばにぃ帰ってきた！おかえりー！」

信「おいこら！まだ話は終わってへん…」

信にぃの説教を無視してさっさと玄関まですばにぃを迎えに行く。

貴「あれ？隆平も一緒やったん？」

隆「そうやねーん。すぐそこで会ってん」

貴「ふーん…あ、2人ともご飯いる？」

隆「いるいるー！もう腹ペコやー…」

す「それよりお前なんか怒られとったんと違うん？信五の声外まで聞こえとったで？」

貴「ん？あー…テストや。また点数悪かってん」

す「さすがアホやな」

貴「すばにぃに言われたないし」

そう言いながらリビングに戻って2人のご飯を準備する。
信にぃはまだ納得してないみたいやけど見えへんフリしてさっさとお風呂行こっと。

貴「じゃあ、ご飯作ったし私お風呂入ってくるな？あれ、今日Aちゃんとお風呂入るん誰ぇ？」

亮「あ、亮や！」

貴「はい、亮ちゃんね。ほんなら準備するから先お風呂行っといてー」

亮「うん！」

貴「あ、2人とも食べたらそのままキッチンに置いといてええから」

そう声だけかけて準備をしてさっさとお風呂へ逃げるように向かった。