Yuto.N × Ryuga.S ページ4
side:Yuto.N
放課後。
「今日遊ばない?」
と、急なお誘い。
「いいよ、どこで?」
「...那須んち」
いつもはカラオケ〜とかゲーセン〜とか言うのに、珍しい。
「ん、了解」
そう言って、歩いて俺の家へ向かう。
龍我と2人で。
途中、龍我が袖をキュって掴んできて、
俺は手を差し出す。
嬉しそうに指を絡めてくる龍我。
顔には出てないけど握り方でわかる。
俺も握り返す。
人通りが少なくも多くもないから、
うまく、繋いでるのがバレないようにする。
「...那須」
「ん?」
「もっと背伸ばして」
何を言うかと思ったら。
まさかの愚痴ですか龍我さん。
「じゃあその身長分けろよ」
「無理〜」
腹立つ〜(笑)
「彼女のほうがデカいって、俺的にもきちぃわ」
「じゃあ那須が彼女でいいじゃん!」
「いやそこは顔からして俺が彼氏だろ」
「はぁ〜?俺も彼氏感あるし!」
なんてバカップルみたいな会話。
そこも楽しいけどね。
そんなこんなで、あっという間に家に着く。
「おじゃましまぁ〜す」
なんて俺より先に入る龍我。
そういえばこの前、俺の家の構造とか覚えてるって言ってたわ。
そんなこと思い出しながら、俺も ただいま と挨拶して部屋に向かう。
「那須って片付けしないの」
部屋の入口に立ってる龍我。
「いや、してこれだよ」
「はぁ?ありえない」
って言いながらもずんずん入ってベッドに腰下ろす龍我。
俺もその隣に座る。
龍我は携帯を取り出して、某連絡アプリを開いてる。
「そいえば、俺ん家来て何すんの」
って質問すると、
「んー」
という曖昧な返事しか返ってこない。
めんどくさいから、俺も携帯を取り出して某戦闘アプリを開く。
一応、イヤホンは付けない。
152人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「HiHiJets」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凛(プロフ) - 嬉しいです。ありがとうございます。またリクエストさせて下さい。 (2018年11月5日 23時) (レス) id: 34a164816f (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - ありがとうございます。 (2018年10月27日 20時) (レス) id: 34a164816f (このIDを非表示/違反報告)
ぷ わ(プロフ) - 凛さん» 了解です!今しばらくお待ちください。 (2018年10月27日 20時) (レス) id: 3124410e32 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - リアルでお願いいたします。 (2018年10月27日 19時) (レス) id: 34a164816f (このIDを非表示/違反報告)
ぷ わ(プロフ) - 凛さん» かしこまりました!リアルとか学パロとか特にありませんか? (2018年10月27日 19時) (レス) id: 3124410e32 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぷ わ | 作成日時:2018年7月4日 0時